2005年6月15日水曜日

名古屋レポート1

 初日は、名古屋国際会議場を見学した。平成2年に400億円かけて建設されたバブリーな建物は、施設としては立派であったが、運営としては7万平米のうち1万平米しか料金の対象となっていないため大変そうであった。副館長のT村さん、営業部推進課長のK野さんらとてもいい方達で、見学と懇談は3時間あまりとなった。
今回の視察の大きな目的である指定管理者制度については双方の様々な意見交換がなされた。特に、名古屋サイドでは、この制度に対しては絶対民間に取られたくない、つまり自分たちがとれないと職を失いかねないので、何が何でもとりとってきたいという危機感が非常に感じられた。また、OB職員の採用などで運営コストを落とし、人件費を29人体制から22人に縮小するなど、来年度に向けて切実な努力が感じられた。ちなみにOB職員は1年契約で実績を残さなければクビだそうで従来の天下りのように数年在籍する制度は廃したらしい。
昼食は地鶏のうどん、よるは味噌料理、そして全日空ホテルのラウンジでと懇親を深めた。 宿泊のホテルは、中心部からかなり遠く手配してくれたI森さんを批判する声があったが、素晴らしい温泉があったし何より環境にやさしいエコチャレンジホテルで、快適に宿泊できたのでとてもよかった。








20050615日(旧楽天のブログサイトより転記したものです)

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