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2011年8月10日水曜日

今後期待されるアメリカ型のシェア(共有)ビジネスモデル「ジップカー」

英語のページをそのまんまグーグルで翻訳しましたので、英語がへんですが。
よかったら、どうぞ。
あまりにもiphoneなどスマートフォンを活用したり、レンタカーとは異なる予約方法、便利さ、利用方法にちょっと感動。下記は、技術評論社さんのページから転用させていただきました。

http://www.zipcar.com/

ネットとリアルをつなげるWeb 3.0の波
2006年ごろから2008年上旬ごろまでは, サンフランシスコ市内を中心に, Web 2.0系のWebサービスを提供するネットベンチャー企業が多く見られましたが, 2008年後半あたりから, オンライン上のみで提供されるサービスの多くが淘汰されはじめ, それに代わり, ネットとリアルな生活を繋げる“Web 3.0”とでもいうべきサービスが注目され始めています。

アメリカの自動車所有事情

最近になり日本でも少しずつ知名度が上がってきた,“カーシェアリング” という仕組みが現在アメリカの都心部では大人気です。車社会のアメリカですが,リーマンショック以降車が売れなくなり,大手自動車メーカが大変な影響を受 けていることをご存知の方も多いでしょう。実は近年車が売れなくなってきた裏には,不景気以外にも理由があるようです。その大きな理由の1つが ZipCar(ジップカー)に代表されるカーシェアリングの人気ではないかと思います。車が必需品のアメリカで,近年のネットテクノロジーの進化に伴い, 車を“所有すること”自体が考え直されています。
昨今の不景気にプラスして原油高や環境 に対する人々の関心の向上など,ここ1,2年アメリカでも自動車を所有することに対するデメリットが多くなりました。とくに僕の住むサンフランシスコとい う街は,ニューヨークとともに交通機関が発展しているだけではなく,路上に車を停めることが非常に困難な地域です。
元々 アメリカでは路上駐車が可能なエリアが多くあるのですが,都心になるとメータパーキングになり,長時間停めることが難しくなります。中でもサンフランシス コやシリコンバレーは最近駐車禁止エリアの増加とメータに停められる時間の制限が強化されたため,長時間路上駐車を行うのはほぼ不可能になっています。そ のような環境の中,普段は公共交通機関を利用し,週末や必要なときにだけ車を使う人が増えてきました。この辺の事情は日本に共通するのではないでしょう か。
しかしながら,車は所有しているだけで保険料,登録費用,整備費用などの維持費がか かるので,所有すること自体に疑問を感じます。一方所有していない場合,いざ必要となるとレンタカーを借りなければいけなくなり,その際の予約手続きや追 加保険料,返却時間などが気になるうえ,店舗まで足を運ばなければならないなど,かなりおっくうです。
そこで,ネットやITテクノロジーを最大活用し,それらを解決したのが今回紹介するカーシェアリングの大手ZipCarです。

“Wheels When You Want Them”―話題のカーシェアリングサービスZipCar

話題のカーシェアリングサービスZipCar
話題のカーシェアリングサービスZipCar
ZipCar が提供するサービスは簡単に言うと,“時間割レンタカー”です。通常レンタカーは1日単位で車を貸すのですが,そこを最低1時間,30分単位で区切り,必 要な時間だけ乗れます。キャッチフレーズも“Wheels When You Want Them”(必要なときにだけ乗る車)が採用されています。
しかしながら,実際に利用してみると実はレンタカーとは根本的に一戦を画するサービスコンセプトや内容を打ち出しているのがわかります。その違いを下記の5つのポイントを例に説明します。

1.町中いたるところに車がある

ZipCarを借りる際には人に会う必要がありません。店舗がないからです。そのかわり,ネットで自分の近くの駐車場に停まっている車を検索・予約し,時間が来たらその車に乗り,終わったら同じ場所に戻す。それだけです。
まさに自分の車に乗る感覚に近いと言えます。自分のいる場所から検索できるので,手軽に見つけることができます。
ZipCarパーキングの様子
ZipCarパーキングの様子

2.車を借りるのではなく,みんなで所有する

カーシェアリングというサービス名のとおり,車を誰か から借りるのではなく,みんなで一緒に所有するというコンセプトが基本。借りるにはZipCarメンバーになり,他のメンバーと車を共同所有します。借り た車のガソリンが減っている場合は,気づいた人が車内にあるガソリンカード(プリペイド)を使い給油します。車内が汚れている場合も気づいた人が掃除をし ます。

3.最新テクノロジーを最大活用したサービス

上記の通り,借りる際にはまずサイト上のGoogleマップから自分の近くのロケーションにある車を検索し予約します。その瞬間セントラルシステムより,その車に搭載されているGPSシステムとRFIDトランスポンダーに予約情報が信号として送られます。
予 約をしたユーザがメンバーカードを車に当てることでドアのロックが解除され,エンジンがかかるようになります。 最近更新されたiPhoneアプリをリモートキーとして利用することで,ロックの開閉をすることも可能です。また,利用した時間や走行距離の情報も,車か らセントラルシステムに送られます。
Google MapsとiPhoneアプリを活用したサービス
Google MapsとiPhoneアプリを活用したサービス

4.パーソナルでフレンドリーなブランディング

ZipCarは全体を通して非常に“やわらか”なイ メージをユーザに届けることに成功しています。ZipCarが停められている駐車場には“ZipCars Live Here”と書かれた看板があり,それぞれの車にも,ジョンやマイクなど,ファーストネームがつけられています。
また,メンバーになったユーザは“Zipster”と呼ばれます。ITや車といった機械を使ったサービスを展開する中で,パーソナルなイメージをユーザに届けているのです。さらに,メールによるカスタマーサポートも担当者から直接メールが届く仕組みになっています。

5.おしゃれで環境に優しい

最近アメリカの若者の間では,車を所有しないことがおしゃれだという風潮があります。ZipCarを利用すること自体がおしゃれだということです。ZipCar.comはシンプルで洗練されています。
広告や宣伝も若者向けにかっこよく作られており,モデル車両はかわいい黄色のミニクーパーを採用。また,みんなで車を所有するので,全体の車の数が減るために環境にも優しいといったイメージ作りにも成功しています。
彼らのロゴやイメージカラーもグリーンです。
ZipCar.com予約画面

ZipCar社とサービス詳細

ZipCarは2000年に設立され,ボストンにてサービスを開始 後,ワシントンD.C.,ニューヨークといった東海岸の都心部を中心に業務を拡大した後,サンフランシスコに2005年オフィスをオープンさせています。 現在ではカナダやイギリスを含む世界67都市にてサービスを展開しています。
利用できる車種は2009年10月現在で29種類で,ホンダ,トヨタなどの日本車やBMW,Volvoといったヨーロッパの車もあります。環境に対する配慮から,プリウスやシビックハイブリッドなどの低公害車種が中心となっています。
また,年間メンバーシップ費用はプランにより,$50から$250で,入会費用は$25.レンタル費用は車種や借りる時間により,1時間$5.95から,その中にはガソリンや保険費用も含まれています。

ZipCar利用体験談

つい先日ZipCarを利用する機会がありました。日本から来た友人を連れ て以前にも紹介したSfNewTechに向かう予定だったのですが,お互い車ではなかったので,ZipCarを利用することに。午後6時にサイトから30 分後から3時間利用分で,徒歩5分の距離にある最寄りのZipCarパーキングにある“Yaris”のニックネームのついたトヨタ車を予約。しかし実際に パーキングに行くと車が見当りませんでした。
iPhoneアプリを利用してクラクションを鳴らそうとしても,反応がなかったので,サーポートに電話連絡をしました。待ち時間もなく,オペレーターは非常にフレンドリーに同じ駐車場にあったミニクーパーを代わりに用意してくれました。
その直後,iPhoneアプリのキーレスエントリーボタンを押すと,近くにあったクーパーのロックが解除され,ほぼ問題なく借りることができました。
全体の感想としては,急遽車が必要なときにでも,まるで自分の車のように気軽に乗ることができ,サポートもスムーズなので,ユーザエクスペリエンスのレベルは非常に高いと思います。
そ の裏にはネットやITを始めとしたバーチャルとリアルのインフラが高い精度で構築されており,利用する顧客にストレスなく利用してもらうための仕掛けが随 所に施されているといえます。ちなみに,メンバーシップ登録にかかった時間は,オンラインサインアップから,免許のスキャンデータをメールで送信し,メン バーシップカード(ZipCard)が送られてくるまでは1週間弱でした。
なお,利用する際の費用はすべて事前にオンラインから登録してあるクレジットカードにチャージされます。
iPhoneアプリ画面:トップ
iPhoneアプリ画面:トップ
iPhoneアプリ画面:キーレスエントリー
iPhoneアプリ画面:キーレスエントリー
ZipCarの代表車種,ミニクーパー
ZipCarの代表車種,ミニクーパー

ZipCarのこれから

彼らの新たな試みとして,2009年よりサンフランシスコエリアにて,プラグイン・ハイブリット車を利用した試験的なパイロットプログラムを実施中。自動車の完全電気化に向けてのアクションの1つです。
プログラムでは,トヨタのプリウスをプラグイン・ハイブリット車にコンバート。また,市の協力により市庁舎にて充電設備を設置することで,メンバーに対しプラグインEV車のテスト走行の機会を提供しています。
今後より一層環境への配慮が叫ばれる中で,ZipCarは着実に新たなサービスの展開を始めたと言えるでしょう。

日本での可能性

おそらく日本ほどZipCarのサービスに適している土壌はないのではないかと思い ます。とくに都心部では,交通事情や駐車スペースの問題で,平日に車に乗らない人が多く,車検等の維持費やガソリンの値段もアメリカよりも高い。自宅に駐 車スペースがないと車を購入する事が難しい,カーシェアリングのシステムを利用する事で得られるメリットは,多くあると思われます。
ま た,インターネットに加え,モバイルにおけるインフラ・技術が発達しているので,ZipCarのサービスは広く受け入れられやすい事が想像できます。その 一方で,現在の法規では,無人のパーキングエリアからネット予約のみで車を借りる事は不可能なため,そのままのサービスを提供できないのも事実です。今後 カーシェアリングの考えがより多くの人々に認知され,法的制約が改善されれば,近い将来好きな時に,に好きな車を,好きな時間だけ利用することが可能にな るかもしれません。

2011年7月24日日曜日

日本でまだ発達していないビジネスモデル「カウチサーフィン」


以前ご紹介したシェアという本に、様々な参考になるビジネスモデルの事例が紹介されている。

【送料無料】シェア
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価格:1,995円(税込、送料別)


あまりにも多数の事例が紹介されているので少しずつ紹介します。
今回は、カウチサーフィンというアパートなどの空室を他人に有料で融通するシステム。
本によれば、この新しいビジネスモデルで多くのアパート所有者などが効率の良い経営をすることができた事例を掲載している。

wikiによれば、
カウチサーフィン (The CouchSurfing Project) は、インターネット上の無料国際ホスピタリティー・コミュニティーであり、現在世界で最も大きなホスピタリティー・エクスチェンジ・ネットワークである。英語の「カウチ」(couch, 日本語で言うソファー)とサーフィンを併せた名称である。CSともいう。
海外旅行などをする人が、他人の家に宿泊させてもらう(カウチをサーフさせてもらう)という形式の相互的な思いやりや信頼による制度である。コミュニティーの軸にしたウエブサイトにて、プロフィール、身分確認制度、メンバー同士の評価等により、世界各地のメンバー間で連絡を取り相談の上で宿泊が決まる。
2004年1月1日に公式に開始したカウチサーフィンは各国マスコミの過熱報道を受け、2009年9月の時点では、200か国に亙る130万人のメンバーがいる。(日本にて活躍しているメンバーは1300人程度。)ウエブサイトとして2008年にページビュー数(ウエブサイトがアクセスされた回数)が1日3千万超であった。サイトは現在、24ヶ国語で使える。

仕組み [編集]

宿泊の交換、いわゆる「サーフィン」が機構の中心活動となる。これは通常、ホスト(自宅に宿泊を提供する人)、あるいはサーファー(宿泊の依頼をし受け入れてもらう人)のどちらかの役割をすることである。mixiなどのコミュニティーと同じく登録は無料であり、宿泊のリクエストを受け入れる義務が一切ないものの、組織のためにはある程度の参加が望ましい。旅行するときにお世話になる代わりに、地元にいるときに旅行する人の助けをするというイメージである。
メンバーのプロフィール情報が重要な役割を果たしている。プロフィールには自己紹介、当面の目標、写真、使用言語、訪れたことのある国、現在位置、カウチの有無、他人から受けた評価などの情報が掲載されている。メンバー同士に信頼を得るために、本名で登録している人が多いが義務ではない。
また、「Has couch」(カウチ有り、つまり宿泊のリクエストを受け入れられる)、「Maybe has couch」(カウチあるかもしれない)、「Coffee or a drink」(人を泊められないが会って話をすることができる)、「Traveling at the moment」(現在旅行中で泊められない)などのステータスの設定ができる。このほかに、宿泊提供が可能の場合、いたずらの、または自分の都合に合いそうにないリクエストを防ぐために、プロフィールにリクエストを受け入れやすいと感じる性別、宿泊の状況、同時に受け入れられるサーファーの上限人数等のカウチ情報を表示する。 一方でサーファーは、自分の旅行先にいるメンバーを検索し、表示されているメンバーのプロフィールを見る。性別、年齢、使用言語、または評価での検索も可能。
このエクスチェンジは合意の上で決まるものであり、食費などの一部を負担する場合以外、基本的に無償である。宿泊の期間、条件などの内容はメッセージをもって予め決めることが多い。
内部調査により、メンバーの約30%が現在カウチを提供しており、「カウチあるかもしれない」、または「現在旅行中」のメンバー数はさらに36%に達しているそうだ。

組織および目標 [編集]

CouchSurfing International Incはアメリカ合衆国ニューハンプシャー州の非営利法人であり、正規の慈善団体である。
「より良い地球創りに1カウチずつ、貢献を。」がCouchSurfingの精神である。世界各地における個人、場所などを繋げることにより、国際交流、異文化理解、寛容さなどを促進し、文化や国を超越する意義深い繋がりの創造を目指している。

安全確認 [編集]

プロフィールに表示される安全、信頼のための仕組みが3つある。

レファレンス [編集]

ホストとサーファーは宿泊後に互いのレファレンス(評価)を相手のプロフィールに載せる。他人のプロフィールに今までのCS活動歴がほぼ全部公開されていることになるのである。過去に問題が生じ、他人に批判的なレファレンスをされた人、あるいはレファレンスの少ない人には注意するよう、薦められている。

身分確認 [編集]

オプションとしてクレジットカードによる身分確認制度(Verification)が利用できる。これはCouchsurfingから送付されたはがきに記載されている暗証番号の入力を通じ、名前、住所などの個人情報が認証されるシステムである。有料サービスであるが、日本在住メンバーの場合、約2000円がかかる。(認証料はメンバーに対し経済的平等を保つため、メンバーの居住国によって大きく変わる。購買力平価(PPP)人間開発指数(HDI)等の単位に基づいて計算される。[1]

ヴァウチング [編集]

CSの創立者らに推薦された(ヴァウチされた)メンバーがCSを通して知り合って信用するメンバーを更にヴァウチ推薦するパーソナル保証制度システムがある。これには面識があり、十分に理解し信頼する相手のみをヴァウチするのが重要である。3回ヴァウチされたメンバーしかヴァウチができない。[2]


主催者や参加者の満足度を上げるために 「なぜSDGsの視点が必要なのか?」(上)

MICE JAPAN2月号 に寄稿しました 長文ですがお読み頂ければ幸いです 株式会社プリプレス・センター 代表取締役 藤田靖 (グリーン購入ネットワーク代表理事 他) 近年SDGsの普及とともにMICEにおいてもサステナビリティが叫ばれるようになりました。この度は紙面をお借りし...