2010年4月9日金曜日

ガラパゴス化する日本。留学生も減少、facebookも日本では孤立。

wikiによればガラパゴス化とは(がらぱごすか:Galápagos Syndrom)とは、生物の世界でいうガラパゴス諸島における現象のように、技術やサービスなどが日本市場で独自の進化を遂げて世界標準から掛け離れてしまう現象のことである。転じてジャラパゴス・シンドローム(Jalápagos Syndrom)とも呼ばれる。

私もfacebookを使っているが、海外の友人とのやりとりはこれが最も便利だ。
しかし、日本では何故ミクシーやモバゲーがこんなにも受けるのだろうか?
mixiはゲームの導入で低年齢化し、おじさん層がどんどんユーザー離れがおきているとも聞く。一方で今日テレビでは、日本の海外留学生が減少し学生の海外離れが加速していると報じていた。
資源の無い日本。オイルショックも経験していない消費生活三昧の若者。海外と仲良くできなければ生きてはいけない。そんなことを今の世代はあまり理解していないと思う。

facebookはこちらから。


ヤフーに面白記事が掲載されていた。
この記事は本当に的確に日本そのものを把握している。

ガラパゴス化は携帯だけじゃない Facebookの国内普及、実名制がネックに
4月10日14時40分配信 MONEYzine
 国内ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の最大手・ミクシィは昨年8月にスタートさせた「サンシャイン牧場」などのアプリゲームが好調だ。ユーザー数・PV数ともに上昇、昨年末の時点で会員数は1800万人超に伸びている。また同じくSNSのグリーもゲーム人気から会員数が1500万人超えするなどミクシィに迫る勢いをみせている。
 だが、これは国内での話であって、海外で一番使われているSNSはアメリカ発のFacebookだ。Facebookの成長はめざましいものがあり、全世界のアクティブユーザーは今年に入り4億人を超え、昨月には米国内のアクセス数でグーグルを抜き、首位にたったと各メディアが報じ話題となった。 Facebookは3月13日までの1週間で米国内の訪問者数が最も多いサイトとなっている(インターネット調査会社ヒットワイズ調べ)。

 Facebookの日本版は2008年から対応しているが、現在の国内会員数は他国と比べると比較的少ない90万人超にとどまっている。日本ではミクシィやグリーの方が断然知名度も高く、なじみが薄いのがFacebookの現状だ。どうやら携帯電話と同じガラパゴス化現象がSNSでも起っているようだ。
 Facebookはツイッターのようにつぶやいたり、日記を書けたりと他のSNSと大きな違いはないが、特徴をあげるとすれば実名性が高いことである。 Facebook自体も実名制を推奨しており、実名はもとより、会社名や個人のメールアドレスを公開している人や顔写真を掲載している人も多い(ただし情報を公開する範囲は友達までなど選ぶことができる)。実名や詳しい情報を公開していた方が、友達から検索してもらいやすいこともメリットであるが、海外ではネット上で発言する際に、実名でないと説得力がないと考える人が非常に多いのも理由の1つだ。

 Facebookは実名制によって、他のSNSと差別化をはかることでここまで成長してきたが、ネット上では匿名制を好み、ミクシィやグリーに慣れ親しんだ日本人にとって、Facebookの推し進める実名制は少なからず抵抗があるのも事実だ。
 ただし最近ではツイッターなどを実名で利用している人も多く、徐々にネット上で実名への抵抗感が減ってきている。そのためかFacebookの加入者も緩やかとはいえ、日本でも増加している。

「iPhoneを買ったら、Facebookが使えたので、登録してみました」(51歳・男性)というように、iPhoneや今月発売されたソニーエリクソンの Xperiaなどのスマートフォンは、Facebookと紐づいていることが多い。タイムラインで書き込みを表示してくれ、使いやすい環境を作ってくれているため、スマートフォン所有者の増加に伴い、登録者数が増えている。
 スマートフォン、Xperiaを手に入れた記者も、ツイッターやミクシィ、メールや着信の履歴を時系列で見ることができる「タイムスケープ」という機能の中に、Facebookも連携していたため、気になって入会してしまった。日本では昨年、ツイッターがブレークしたが、今年はFacebookの人気に火が付く可能性もある。

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