インドネシア共和国(インドネシアきょうわこく)は東南アジア南部に位置する共和制国家。首都はジャワ島に位置するジャカルタ。5,110kmと東西に非常に長く、また世界最多の島嶼を抱える国である。赤道をまたがる1万8,110もの大小の島により構成されるが、この島の数は人工衛星の画像から判別したものであり、正確な島の数はインドネシア政府すら把握していない[2]。また、世界第4位の人口を擁し、2億3千万人以上の人が住んでいる。
最新の統計(ブリタニカ国際年鑑2007年版)によると、イスラム教が76.5%、キリスト教が13.1%(プロテスタント5.7%、独立教会4.0%、カトリック2.7%、他)、ヒンドゥー教が3.4%、伝統信仰が2.5%、無宗教が1.9%、その他が2.6%となっている。
上記にあるように仏教が殆ど布教しておらず大半が回教徒。
そのためか、レストランなど飲食店では、豚肉は食べる事ができない。
肉はチキンか牛肉。そのためか朝食のベーコンも、牛肉ベーコンだった。
人口の世界第4位は、下記の写真にある通り凄まじい急発展を遂げている証であろう。
経済の指標を外務省の統計によれば貿易など経済成長率は、下記の通りである。
経済
1.主要産業
鉱業(石油、LNG、アルミ、錫)、農業(米、ゴム、パ-ム油)、工業(木材製品、セメント、肥料)
2.GDP(名目、億ドル)(インドネシア政府統計)
2,576(2004年)、2,813(2005年)、3,643(2006年)、4,330(2007年)、5,088(2008年)
3.一人当りGDP(名目、ドル)(インドネシア政府統計)(2004年及び2005年のみIMF)
1,165(2004年)、1,283(2005年)、1,663(2006年)、1,862(2007年)、2,191(2008年)
4.経済成長率(実質、%)(インドネシア政府統計)
5.1(2004年)、5.6(2005年)、5.5(2006年)、6.3(2007年)、6.1(2008年)
5.物価上昇率(%)(インドネシア政府統計)
6.4(2004年)、17.1(2005年)、6.6(2006年)、6.6(2007年)、11.1(2008年)
6.総貿易額(億ドル) (インドネシア政府統計)
年号2003 2004 2005 2006 2007 2008
輸出 610.6 715.9 856.6 1,008.0 1,139.9 1,367.6
輸入 325.5 465.3 577.0 610.7 744.0 1,287.9
年号 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | ||
輸出 | 610.6 | 715.9 | 856.6 | 1,008.0 | 1,139.9 | 1,367.6 | ||
輸入 | 325.5 | 465.3 | 577.0 | 610.7 | 744.0 | 1,287.9 |
7.貿易品目(2008年)(インドネシア政府統計)
(1)輸出 石油・ガス(21%)、動物・植物油(9%)、鉱物性燃料(8%)
(2)輸入 石油・ガス(23.7%)、一般機械機器(14%)、鉄鋼(6%)
8.貿易相手国・地域(2008年、総額)(インドネシア政府統計)
(1)輸出 日本(20%)、EU(11%)、米国(10%)
(2)輸入 シンガポール(17%)、中国(12%)、日本(12%)
9.為替レート(インドネシア中央銀行)
1ドル=9,319ルピア(2010年1月21日)
10.経済概況
1997年7月のアジア通貨危機後、政府はIMFとの合意に基づき、経済構造改革を断行。2005年以降、好調な個人消費と輸出に支えられ、5%後半~6%台の経済成長を達成。2007年は、経済危機以降最高の6.3%を記録。2008年も第3四半期までは6%台の経済成長を維持。欧米の経済危機による輸出の伸び悩み、国際金融危機の影響等から、同年第4四半期には5.2%に減速したが、通年では6.1%となり、前年同様6%台を維持。2009年は政府の金融安定化政策、景気刺激策、堅調な国内消費により、世界的にも比較的高い成長率を維持しており、4%台の成長となる見込である。
0 件のコメント:
コメントを投稿