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デンコードーのホームページを開くと企業理念が下記のように記してある。
デンコードーは創業以来、四つ葉のクローバーに象徴される4つの「感謝の心」を、変わらぬ経営理念として掲げて参りました。
一. お客様への感謝
一. お取引先様への感謝
一. 株主様への感謝
一. 社員とその家族への感謝
私達は、40年以上に渡って培われてきたわが社の美しい文化を大切にし、それを支え続けて来た経営理念でもある「真心感謝」を、21世紀に向け、より堅固な「Core Competent (有能な核)」として、常に接客の原点として、心のより所として具現化を図り、次の世代に継承して行こうと考えております。 全部「感謝」「感謝」「感謝」「感謝」。
本当に感謝してるの? って思っていたら、それを実証する機会がすぐにやってきた。 娘が愛用するヘアーアイロンが突然故障した。 購入した先は、北海道にあるデンコードー琴似店。 運悪く、保証書をみると1年と5日間が経過していた。 もちろん保証期間は購入日から1年間以内。 しかし、忙くて出張の多い、頼りにならない父親は、またもや出張中。出張から帰ってきた時は、保証切れで、しょうがなくだめ元で店に電話してみた。 「出張で保証期間内に電話できなかったんです。電源コードの根本がやられているらしく、保証修理はだめでしょうか?」 少々お待ちください。(たぶんマニュアルにない対応に苦慮したと思う) ・・・・ 「取り扱いメーカーに事情を説明して、修理を対応してもらうように交渉してみますので、折り返し電話します」との返事であった。 そして、「大丈夫でした」の嬉しい返事。顧客とお店の人と両者が喜んだ。 1年と5日で、せっかく買った品物が使い物にならなくなったら、 誰もが不快になり、誰もが購入したメーカーを嫌いになる。 窓口として対応してくれたデンコードーも、快く引き受けてくれた東芝も 当たり前のように企業の社会的責任を果たしてくれた。 じゃあ企業の社会的責任って何? メーカーはいい品物を作ることだし、販売店は自信をもって販売すること。 だから対応してくれたと両者に改めて感服・そして「感謝」した。 同時に我が社もそうできるよう努力したい。
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