2023年2月3日金曜日

主催者や参加者の満足度を上げるために 「なぜSDGsの視点が必要なのか?」(上)

MICE JAPAN2月号に寄稿しました

長文ですがお読み頂ければ幸いです

株式会社プリプレス・センター 代表取締役 藤田靖

(グリーン購入ネットワーク代表理事 他)

近年SDGsの普及とともにMICEにおいてもサステナビリティが叫ばれるようになりました。この度は紙面をお借りして、新MICE必要論として主催者が求めるもの、開催地が準備すべき取り組みを整理し、MICEが開催される意義を考えます。また、後半では主催者や参加者の満足度を上げるために、開催地や施設、MICE関係者が取り組むべきサステナビリティについてSDGsの視点で考えます。

ーーー新 MICE必要論 時代と共に価値観は変化していますーーー

MICEとは人と人が出会い、目的を有したBtoB産業です。しかし、そこには多様な価値観の変化があります

●生きる目的・幸せとは何か?

 日本は戦後、経済的な回復を目指し経済的な成功を収めることが幸せであるといった考え方が大半を占め、人々の幸せの物差しは「物質的な豊かさ」を追い求めることでした。しかし、社会や個人の価値観が多様化し、時代は「物質的な豊かさ」から「心の豊かさ」へとシフトしていきます。では、人は誰のために生きて、なぜ幸せを求めるのか?自分(個人)のため、家族のため、会社のため、社会のため、次世代のためと対象は様々です。人は「心の豊かさ」が満たされたときに幸せを感じます。対象が個人・家族から会社、会社から社会、そして世界へと、より範囲が広がるほど、理想的な世の中になるはずです。

 中でも多くの人々が共感して求める幸せの対象に「Universe」があります。世界、万物、生きとし生けるもの、誰もが幸せになる権利があり、現在価値を損なうことなく次世代に引き継がなければなりません。この考え方こそまさしくサステナビリティの基本であり、SDGsが目指すところです。

●生きる目的・幸せを獲得するために人はどう行動するか?

 多くの人は社会で働き、その所属する団体やコミュニティにおいて労働やコミュニケーションを通して幸せを探求します

また、個人においては書物やマスコミ、インターネットから情報を得て知を得ます。ここで仮に自己が積み上げた経験をEXP(Experience)とします。しかし、このEXPにはいくつかの課題が横たわります。

・多くの人々は、所属するコミュニティはローカルで小規模が多く、グローバルな視点やマクロ的な思考、最新の潮流や未来像などが不足することが多い。

・書物やマスコミ、インターネットからの情報は平面的であり、インタラクティブな意見交換が少なく、多くの人々は(自己に都合のよい)自分が入手したい情報を優先して求めるので、未知の思考、自分には否定的・ネガティブな思考を入手しにくい。よって自分の存在価値を確認・修正する機会が多くない。

これらの課題を解決するために、人と人が出会うMICEの開催を通して、未知や予想外の経験 UEX(UnknownあるいはUnexpected Experience)が得ることが必要です。

ーーー人々の視野を広げ、社会的な役割を果たすMICE。課題を解決するMICEの新しい役割ーーー

この30年、MICEを誘致する主な目的は「経済効果」のためと位置づけられていました。しかし、SDGsの登場以来、MICEは社会的な課題を解決する手法の一つとして評価されるようになります。MICEの第一人者であったMPI JAPAN CHAPTER故浅井新介名誉会長は、「MICEは未来を担保する」と名言を残しました。経済効果のみならず、経済価値以外の見えない価値=新たなMICEの開催価値を予言しています。前述した経験に基づくEXPは、経済的な経験の積み重ね(物質的な豊かさを求めた結果得られた経験)と仮定すれば、新たなMICEへの参加価値は未知の経験 UEXを得ることと仮定できます。MICEの参加者は、他者から影響を受け、その結果EXPとUEXの間にギャップ(差分)が生じます。このギャップこそがMICEに参加する意義であり、モチベーションの原動力、新たな未来へのチャレンジへ、ひいては心の豊かさへと発展します。ここでギャップが生じた値をMICEによる参加で得た価値と同等と考え、MPV(MICE Participant Value)としましょう。これを式に表す(A)と、

 MPV = UEX – EXPとなります。

(MICE参加者が得た価値)=(未知や予想外の経験)―(それまで自己が積み上げた経験)

 Face to Faceで人と人が交流し語り合うことは、思考と思考のバトルであり、自己の存在価値を見直し、時には感動し、時には反論し、 UEX とEXPのGAPを生み出します。リアル開催のMICEは、オンライン会議よりもGAPの量を遥かにしのぐでしょう。

また、MPVには別の考察があります。MICEを開催する主催者が効果的なMICEを開催することでもたらす直接効果と、開催地として会場やホテル、飲食、ユニークベニューなど主催者の側面的サポートをした結果もたらす、間接効果に区別することができます。

これを式に表す(B)と、

 MPV =主催者等がもたらす直接効果+開催地が提供する間接効果 となります。

上記の(A)(B)2つの式から導かれる結論は、MICEの参加者に多くのGAP体験を与えることが効果的であり、そのためには主催者と協力し、開催地がもたらす間接効果を最大にすることが望ましいといえます。

ーーー開催地は間接効果の最大化に取り組むーーー

 MPV(MICEによる参加で得た価値)及び開催地としてもたらす間接効果を最大にするために、開催地におけるCVB,PCO、施設、ホテル等は、主催者の満足度を上げるために下記の7つのi-ポイントに着目し、主体ごとに効率のよい運営を実践し主催者を成功に導くことが望ましいと考えます。

1  Interest → 主催者や参加者にわかりやすい興味や関心を与える。

2  Inspire → アイディアにつながるような効果的な気づき・啓発を考える。 

3  Involve → ローカルなステークホルダーやパートナーシップ、参加者を巻き込む取り組みを実践する。

4  Invest → 主催者・参加者、開催地などローカルのために投資(寄付等を含む)する。

5  Innovate → (アウトプットが伴うような)さらに上を目指した改善・改革を目指す。

6  Incentive → 効果のあった主催者、ステークホルダー等を評価、表彰、報奨等する。

7  Inform → 上記のベストプラクティスを内外に広く告知する。

次に、間接効果を高めるために下記のような取り組みを目指します

<その1>参加者向け地域コンテンツを豊富に用意する

地域のコンテンツが有効な働きをします。参加者は地域を訪れ、普段とは異なる非日常・異文化の体験をし、様々な経験を重ねます。

そのため、次のことを提供することで効果は向上します。

・地域ならではの歴史や文化、食など

・施設やホテルの快適、非日常空間、あるいはユニークベニュー

・ローカルな人々との交流・おもてなし

・多種多様なサステナブル・メニュー

<その2>直接効果と間接効果のバランスを考察する。

主催者がもたらす直接効果は、主催者の企画・運営・開催内容などによって大きく左右されます。検証ができないため、あくまでも私の個人的な経験から得られる考察ですが、

・直接効果が小さければ小さいほど、参加者は物足りなさから開催地の間接効果を期待するようになります。この場合、直接効果と間接効果は加除の合計(X)となり、直接効果の内容が乏しい場合、マイナスの結果となることもあります。また、

・直接効果が大きければ大きいほど、参加者は開催地の間接効果をさらに大きく感じます。この場合、直接効果と間接効果は掛け算の合計(Y)となり、直接効果で得られた高いモチベーションが持続し、開催地の様々な工夫がさらに効果を発揮します。

<その3>主催者は、より開催効果を高めるために、開催地の様々な努力を期待している

主催者は、参加者が期待するMPVを最大にするために(X)よりも(Y)を目指し、様々な企画や運営を実践し、MICEの成功を期待します。ここで改めて主催者が期待する間接効果を整理すると以下の3点となります。

・物質的豊かさを基本とした効果(開催地の快適さ・・・ベニュー・食等)

・心の豊かさを基本とした人間的効果(おもてなし・ホスピタリティ・ボランティア・地域との交流等)

・物質的豊かさと心の豊かさなどがミックスした思考的影響(7iなど)

思考的影響について主催者が近年注目しているのがサステナビリティへの取組みです。サステナビリティの本質は、できるだけ物質的環境負荷を最小化し、得られる効果を最大にすることを目指しているのです。その理由は、次世代や未来を損なうことなく継承することがサステナビリティやSDGsの重要なテーマだからです。近年、主催者はBIDなど企画書にサステナビリティの提案を求める傾向がありますが、日本国内では具体的な事例が少なく諸外国に遅れをとっています。特に、サステナビリティに関する定性的な提案は出来ても、定量的な取り組みは皆無に近い状況です。これらの課題を解決する一つの案として、サステナビリティ都市の国際指標である「GDS-Index」の認証取得について、開催地が地域のサプライヤーと連携し取得する動きを今後期待しています。

ーーーまとめーーー

間接効果が高まった結果、主催者や参加者の満足度が高まれば、開催地や施設、MICE関連のサプライヤーの評価も併せて向上し、MICE関係者の売上や働く社員の満足度が向上します。また、さらにレベルアップを目指し新たな投資や教育、チャレンジを創出する経済と社会の好循環が生まれ、開催地としてwin-winの連鎖を創出します。これこそがまさにサステナブルな循環です。

最後に、観光庁桃井参事官によれば、「世界のMICE主催者団体はMICEを持続可能な社会や開催地でのレガシーの創出にいかにつなげるかを意識するようになっており、今こそTogether for the better world のようなコンセプトで、MICE関係者も各地でMICEを通じた交流を持続可能な社会づくりや次世代の育成などに活かしながら、SDGsの先の未来の世界を展望する2025年大阪・関西万博の機会も見据えて取り組むような企画があっても良いのでは」とお話されていました。次号では、MICE ☓ SDGsについて具体的な取組方法や事例、定性・定量分析などを用いた効果測定の仮説などをご紹介する予定です。

↓水の提供はボトルで。徹底したプラ排除の実践(スウェーデン)



↓持続可能な航空燃料SAF(Sustainable Aviation Fuel)を搭載した飛行機(スウェーデン)

2022年7月1日金曜日

マラソン忘備録

 

2022/7/2よりジョギング再開。
来年は東京マラソンと北海道マラソンの完走を目指します!


DATE
MARATHON
TIME


神戸マラソン2023エントリー予定
2023年5月21日第49回洞爺湖マラソン2023エントリー中
2023年3月5日東京マラソン2023エントリー中
2022年11月20日MINATOシティハーフマラソン202202:22:17

DATE
MARATHON
TIME
2022年8月28日北海道マラソン202205:31:56
2019年5月19日第45回洞爺湖マラソン201905:11:44
2018年05月20日第44回洞爺湖マラソン201805:25:55
2017年05月21日第43回洞爺湖マラソン201705:23:39
2016年10月09日第34回新潟シティマラソン04:57:47
2016年5月15日第42回洞爺湖マラソン201605:10:19


2015年11月8日おかやまマラソン2015
(第1回)
05:15:06
2015年5月18日洞爺湖マラソン201505:06:16
2014年10月26日大阪マラソン201405:24:28
2013年06月02日第33回千歳JAL国際マラソン05:13:18
2012年10月07日第10回弘前・白神アップルマラソンアキレス腱痛で10km棄権
2012年06月03日Run for the zoo in Chicago Lincoln park(10km )01:02:44
2012年03月11日京都マラソン2012(第1回)05:13:16
2011年11月27日
第36回河口湖日刊
スポーツマラソン
(フルマラソン・デビュー)

04:44:44
2011年10月02日第36回札幌マラソン 02:01:14

2022年1月6日木曜日

2022年 新年のご挨拶

 みなさん、明けましておめでとうございます。本年も元気でよろしくお願い致します。


会社も創業34年目を迎えそれなりに年数を重ねた企業になってきました。
人で言えば働き盛り、ばりばりと頑張れる年齢です。
本年も明るい未来が描きにくい状況の中ではありますが、やるべきことは多くあると
思いますし、今年一年新たに社員と共に頑張っていけたらと思います。


思えば、会社を創業したときも決して良い時代ではありませんでした。
バブルが弾けて経済がどんどんシュリンクし、そしてリストラや倒産の数々を
見てきました。しかし、悪いことばかりではなくそんな中でも明るい未来が少しはありました。
当時は「デジタル化」が遅れている印刷会社が多く、先陣を切って当社がAppleコンピューターやイラストレーターなどのDTPを導入し、成長の基盤を築きました。
もう30年近く前のことです。このビジネスモデルは順調に10年続きました
当時としては画期的なクリエィティブなビジネスモデルです
(主流だったアナログの写植や製版を捨て、全てデジタルワークフローに切り替えたモデル)


ではいま、アフターコロナ時代が到来しそうな中で、
どんなことが明るい未来なのか?
そのキーワードは、昔と同じ「デジタル化」です。
印刷物を含むアナログデータ、アナログ作業、アナログワークフローなど「アナログ」をヒントに、デジタル化し、高度なソリューションを目指すことがポイントかと思います。
そこにはサステナブルな思考も重要な切り口になってくるかと思います。


そこで考えて行動したいことが今期の弊社スローガンである「クリエィティブ」です
クリエィティブとは「創造的価値」を作り出すことです
カッコいよいスマートなデザインを作り出すことだけがクリエィティブではありません。
生き方、行動思考、コミュニケーションなど様々なクリエィティブ思考・志向があります。


具体的には、
・創造的価値を作り出すクリエィティブな ビジネスモデルを生み出す
・    〃              技術を身につける
・    〃              顧客を開拓する
・    〃              未来への布石を打つ(SDGsのような思考)


こういったことがいま当社に必要かと思います。
そのためにも、お客様や社員の皆さんと共に前向きなアクションを行っていきたいと思います。

今年も宜しくお願いします!

2020年5月8日金曜日

13W 自粛が続いたまま5月に突入 札幌ではコロナ第二波が!

北海道の感染者が増え始めた。特に、院内感染などクラスター型が深刻だ。特に札幌は状況が悪い。ニューヨークの市長からも「札幌での第二波を教訓にすべき!」と言われてしまう。グラフは北海道新聞より。そのためか、自分も運動不足で太り始める。ぶくぶく。札幌が緊急事態のためゴルフも自粛。せめてとのことでジョギング14kmを連休中2度走った。

弊社には明るい兆しとして、アマゾンから医療機関向け 新型コロナウィルス感染症対策 特設サイトにて扱うことについて打診あり。
一方でマスクの価格が下がり始めたため価格競争が激化。しばらくは、いろいろマスク販売も大変になりそう。
https://chewy3.hatenablog.com/entry/face-mask-price-change



【社会の動向】
  https://kakuyomu.jp/works/1177354054894569620/より
5/2(土) 日本死者500人超える
5/3(月) 世界感染者340万人
5/4(月)首相会見 新しい生活様式発表
5/5(火) 東京都知事臨時会見
5/6(水) 安倍首相 山中伸弥所長 対談
5/7(木) レムデシベル承認
5/8(金) 国内死者600人超える

●株式市場 5/8 20,179円(2/11 23,861円)
 ガソリン  5/9 121円(2/11 146円)

【自分たちは】
連休中は仕事もなく、マスクもまるで静まり返ったような静寂状態。
何もすることがなく、手持ちぶたさの毎日を暮らす。

【Zoom会議 No.5】
第5回MICEフューチャーセッション緊急zoom会議 55名参加
コロナ感染からいち早く脱出しつつある韓国。今後の展望など
1)韓国のコロナ感染状況や対策
2)コロナ後の韓国におけるMICEの状況
3)韓国から見た日本のコロナ関連の取り組み
4)今後の韓国MICE
○講師
前JNTOソウル事務所 MICE DIRECTOR 任 榮鴻(イム ヨンホン)氏
前大阪観光局MICE専門官(元千葉コンベンションビューロー)東條秀彦氏
モデレーター 札幌国際プラザ 根子俊彦 氏
https://www.facebook.com/日本コンベンション研究会-184709078285315/?ref=bookmarks

2020年4月30日木曜日

12W 社会が自粛で停滞したまま4月が終わる

緊急事態宣言が更に延長になる議論が続いている。5月いっぱいか、6/5までか?、5/4に判断するという。フェイスブックでは、ブックカバーを7日間バトンリレーで紹介するアクションと、幼少時代の懐かしい写真をアップすることが急速に流行っている。


【社会の動向】
  https://kakuyomu.jp/works/1177354054894569620/より
4/26(日) インターハイの中止決定
特別定額給付金 2020年4月29日
4/27(月) 首相会見
4/28(火) 日本医師会 記者会見
4/29(水) 緊急性の高い12の症状

●株式市場 4/30 20,193円(2/11 23,861円)
 ガソリン  5/1 120円(2/11 146円)

【自分たちは】
4月の出張フライト交通費精算は、ゼロ。交際費は1回のランチ代のみ。
健全というか、自粛ってお金も使わないんだなと感心する。
マスク受注も一旦落ち着き、静かでひっそりした、怖くなるような一週間でした。

週1回の朝礼制度を一時的に廃止し、社長から社員へのメッセージ
1)25日の給料支給について
まずもって無事給与を支給できたことは社員みんなと
協力して様々な取組みをスピーディーに実践できたことです。
本当に有り難いことです。本当に感謝申し上げます。
世の中では大企業から中小企業まで大幅なリストラや給与削減が
始まっている中で当社は恵まれた方であるとつくづく感謝しています。
  職を失った人、会社が倒産・廃業した人、外出できずいる人、
  支援を打ち切れた人、コロナの影響をもろに受けた人、
  妊婦や赤ちゃんなどこれからの将来があるのに不安に行きている人、
  様々な人が苦しみ、もがいています。
当社は、今後も油断をせずにしっかり未来を見据えながら頑張っていきたいと思います。

2)現状の経営について
経営会議で毎月の損益は今まで通り報告をしていきますが、決して平坦ではありません。
今後印刷受注が6割〜7割以上、落ち込むと予想していますので今後の経営は楽ではありません。

3)連休は「ゆっくり休む」そして時間があるひとは、「しっかり考える」
航空会社はゴールデウィーク期間、千歳ー羽田間は一日2往復です。
これは何を意味すかというと、移動制限による経済縮小です。
今後少しずつ、コロナの悪影響が和らぎ、ようやく移動が始まりますが急回復は見込めないとの予想が大半です。世界レベルの国際会議を運営するある会社によれば、
I開催する年内の会議はほぼ中止、来春から多くのことが動き出すと言っています。
それが、標準的な動きかどうかはわかりません。しかし、急回復はないということです。
札幌も、東京も、大阪もイベント関係の印刷仕事、学会など多くの観光やイベント、MICE関係の仕事をしています。これらの受注が当分見込めない可能性が非常に高いということです。
では、それに代わるビジネスは何なのか?
弊社も以前、官公庁の価格競争による受注減少、自動車中古車情報誌(ネットに変更で仕事がなくなる)、不動産情報誌(同様にネットに置き換わり仕事がストップ)などを失う多くの節目があり、その都度、体質を変え、顧客を新たに開拓し、今日までに至りました。
今後は、
・テレワークをベースにしたオンライビジネスモデルは何かないか?
・事前登録やエントリーのシステムをもつ弊社がオンラインでイベントなどを企画運営できないか?
・デスクネッツは、社内向けの情報共有ソフトであれば、社外を巻き込んだグループウェアを開発(シャトルを応用して)できないか?
・すごろく印刷を通して社会貢献をすることのように、何か社会貢献はできないか?
・地元の飲食店などをデリバリーで応援するプロジェクトを何かできないか?
・マスク以外に、消毒液や関連製品など取扱いできないか?
など、まだまだやれることはあると思いますし、新しいプリプレスセンター再生プロジェクトとして
もっとできることはあるはずです。
みんなで考え、チャレンジしていきましょう。
しっかり調べ、「ゆっくり休む」「しっかり考える」GWを過ごすことを期待しています。


【Zoom会議 No.4】
第4回MICEフューチャーセッション緊急zoom会議 45名参加
第一部
1)ZOOMを使ったオンラインセミナー配信活用術
   MPI Japan Chapter 前会長 前野 伸幸
2)現役大学生から見たオンラインシステムの活用法と評価
   聖心女子大学2年生 須藤あまね
3)20年先を行く米国正規オンライン授業・研修の知識移転教育インフラ戦略
   フロリダセントラル大学  テニュア付准教授 原 忠之
第2部 
数名のチームに分けて、ブレイクアウトルームの機能を使ってグループディスカッションを予定。
https://ja-jp.facebook.com/pages/category/Organization/日本コンベンション研究会-184709078285315/

2020年4月24日金曜日

11W 印刷業にマスクの2次販売を呼びかける

マスクの受注・出荷体制が整ってきたことを受けて、同業の印刷業にマスクの2次販売を呼びかける。印刷業界がマスク販売を通して少しでも社員の雇用を守り、地域にて困っている企業や団体にマスクを供給することはSDGsの観点においても重要だと信じて行動します。


【社会の動向】
  https://kakuyomu.jp/works/1177354054894569620/より
4/20(月) 東京感染者やや減
4/21(火) 首相会見
4/22(水) 厚労省「10のポイント」
4/23(木) 世界死者18万人
4/24(金) 中学校体育大会 中止決定

●株式市場 4/24  19,262円(2/11 23,861円)
 ガソリン  4/26 124円(2/11 146円)

【自分たちは】
マスクの販売、受注体制、出荷体制の整備に朝から晩まで追われる。
第一回のマスク出荷が無事4/10から始まった。一回目は、弊社が日頃お世話になっている顧客分を中心に数量が60万枚ほどまとまった。社員販売分も驚くほどの数量となる。
・本当にマスクは入荷するのだろうか?
・マスクは安心できる製品だろうか?(事前にチェックは十分行っておりますが)
など心配はつきませんでした。マスクの仕入れ資金も大わらわ。

【Zoom会議 No.3】
第3回MICEフューチャーセッション緊急zoom会議 58名参加
 第一部 国際ガス会議における新型コロナの影響と今後の動向   日本ガス協会 吉田聡 様 
 第二部 香港デモ、新型コロナーそしてその影響とこれからの観光・MICE JTB香港支店長 阿部晃士 様
https://ja-jp.facebook.com/pages/category/Organization/日本コンベンション研究会-184709078285315/

2020年4月17日金曜日

10W SDGs環境すごろく無料配布で社会貢献

SDGs環境すごろくを急遽印刷して、札幌市内の児童会館200箇所に無料配布。ありがたいことに北海道新聞さんが記事を書いてくれました。内容は、小学生などに向けたボードゲーム・すごろくです。5人の勇気ある戦隊が、地球防衛のために温暖化(怪獣名はオンダンカーン)と戦うストーリー仕立てになっており、そこに「手洗い、うがい、マスク」の予防を加え、17分野のSDGsを途中、途中のコマを通して学ぶ内容です。すごろくは、家庭用A4インクジェットプリンタで分割して印刷できるようになっているのでプリンタさえあれば、だれでも利用可能です。すごろくに登場する戦隊名も「サステナー」ってなかなか良い名前です。なんとこのすごろく2008年が初版でその次代から「サステナー」って命名されていたので、いま思えば、やっぱり私達昔っから「サステナー」ピープルなんだなと思いました。



○すごろくのサイト
  https://www.pripress.co.jp/news/1437/



【社会の動向】
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894569620
4/12(日) 安倍首相が動画投稿2020年4月14日
4/13(月) 嵐がメッセージ2020年4月15日
4/14(火) 国会議員の歳費2割減2020年4月17日
4/15(水) 世界感染者200万人超える2020年4月17日
4/16(木) 緊急事態宣言全国に2020年4月18日
4/17(金) 首相会見2020年4月20日
4/18(土) 国内感染者1万人2020年4月20日
4/19(日) 東京感染者3000人こえる2020年4月21日


●株式市場 4/17  19,897円(2/11 23,861円)
     コロナのピークが全く見えないのに2万円近くまで回復 
 ガソリン  4/19 125円(2/11 146円)

【自分たちは】
一回目のマスクの出荷も無事終わり、まずはお届けすることが出来て一安心でした。
次回からはロットも大きく、まだまだ安心はしていられませんが。
今週からはさらにテレワークや自粛体制が強化になり、不要不急の外出自粛と人と8割カットの移動制限。厳しい時代が続きます。北海道は第二波の感染者急増。

【Zoom会議 No.2】
第2回MICEフューチャーセッション緊急zoom会議 50名参加
 第一部 zoom講習会       株式会社Will Be代表取締役、山本由美子 様 
 第二部 世界的なMICEの現状報告 MPI JAPAN CHAPTER会長 安田 弓様
https://ja-jp.facebook.com/pages/category/Organization/日本コンベンション研究会-184709078285315/

主催者や参加者の満足度を上げるために 「なぜSDGsの視点が必要なのか?」(上)

MICE JAPAN2月号 に寄稿しました 長文ですがお読み頂ければ幸いです 株式会社プリプレス・センター 代表取締役 藤田靖 (グリーン購入ネットワーク代表理事 他) 近年SDGsの普及とともにMICEにおいてもサステナビリティが叫ばれるようになりました。この度は紙面をお借りし...