2011年11月27日日曜日

河口湖フルマラソンに挑戦しました。なかなか作戦通りに行きませんね。

河口湖マラソンは、日本でも最も美しい景色を走るコースとして有名で、そろそろマラソン大会が終息に向かうこのシーズン、人気あるらしい。朝8時にスタートもなかなか考えている時間帯だ。早朝の電車では間に合わないので、車で行くか、ホテルなどの宿泊を利用するかの選択だ。当然、経済効果は大きい。当日は、参加者が13,000人と過去最高になった。河口湖のまわりをぐるりと2周まわり、ゴールを目指した。

4月にジョギングの練習を始めて、最初はジムで練習をしていた。しかし、ルームランナーが単調でつまらなくなってきて、しばらくして外を走りたくなった。豊平川や山の手界隈、出張先で走ってみると、景色が豊かで走ることが楽しくなってきた。そこで、半年後ならマラソン大会に参加できるだろう?と自分に問い合わせを行い、うん、なんとかなるでしょう、との回答をもらい、10月の札幌ハーフマラソンを経て、11月の河口湖マラソンに臨んだ。記録はなんとか5時間を切ること、これをデビュー戦のマストの目標にした。
村上春樹がマラソンの面白い点は、「レースの組み立てを頭でシミュレーションしながら走ることは面白い」と書いているように、自分の体調や脚の具合とにらめっこしながら走ることは楽しい。ましてや、下記の写真のように富士山が手に届くような近さで間近に見ながら気分よく走ることができるので、モチベーションは最高である。これは、記録もぼちぼち期待できるかなと思った。
ところが、走り始めて調子が悪くないのもかかわらず、記録は結局04:42:10だった。
スタート前のイメージでは、最初の20kmを平均6分未満、次の10kmを7分以内で走る。これでいくと、30kmを3時間10分で通過する算段。実際には、少し早く3時間7分程度で走ることができた。しかし、これが落とし穴だった。38km付近まで我慢できたものの、最後の4kmで見事に失速。430と言われる4時間30分を切ることは出来なかった。
 やはり、「35kmの壁」といわれるように急に電池切れを起こす症状は本当らしい。補給も色々したのだが見事にはまってしまった。次回は、反省を生かし悔いを少なくしたい。

 震災をきっかけに始めたジョギング。
走れることだけでも感謝しなければならいないし、本当に皆さんにお世話になっているからこそ、やれている。村上春樹が自分の墓に刻んでほしい文字に「私は最後まで歩かなかった」と刻んで欲しいそうだが、それを見習って「経営」も「マラソン」もゆっくりであるが、少しずつ少しずつ前進できるよう続けることが大切で、「自分」に負けずこれからも走り続けたい。

0 件のコメント:

主催者や参加者の満足度を上げるために 「なぜSDGsの視点が必要なのか?」(上)

MICE JAPAN2月号 に寄稿しました 長文ですがお読み頂ければ幸いです 株式会社プリプレス・センター 代表取締役 藤田靖 (グリーン購入ネットワーク代表理事 他) 近年SDGsの普及とともにMICEにおいてもサステナビリティが叫ばれるようになりました。この度は紙面をお借りし...