2005年7月31日日曜日

厚生年金 存続の会

昨日、ようやくアップできた北海道厚生年金会館 存続の会のホームページ。
多くの方々が応援メッセージを書き込んでくれました。
本当に心より感謝申し上げます。

---一部ご紹介します----

数々の文化を支えてきた厚生年金は我々の手で支えていくべきだと思います。

北海道厚生年金は、必要です。
なぜなら、松山千春さんが、ファ-ストコンサ-トをした会館・・
私達、松山千春さんのファンは、思い入れ深いし、私達道外の人達も、千春さんの厚生年金でのコンサ-ト毎年楽しみで、チケット当たります様に・・と毎年ドキドキ、ワクワクです。
欠かせない会館ですし、厚生年金が無くなったら札幌市内でのコンサ-トできる会館があるのでしょうか?
絶対に北海道厚生年金の存続を願います。

厚生年金会館で結婚式を挙げました。
スタッフの皆様の本当に親切な対応、心遣いで本当によい結婚式を挙げることができました。
3人兄弟の上二人が厚生年金で結婚式を挙げました。下の妹が結婚するまで、いやず~~と厚生年金会館に残ってほしいです。
もっともっと根本的に削減するところがあるはずです!!

文化活動、道民の生活のためになくすべきでない。遠い埼玉より。

北海道唯一の2000人以上の固定席のホールはどんな事があっても存続させなければ北海道の文化に未来はありません。

アーチストとの架け橋、北海道厚生年金会館の存続を強く希望致します。

みんなが集う音の世界が広がる 空間を消さないで・・

厚生年金会館は、大学の入学式や卒業式、合同企業説明会や合同入社式の会場としても利用されてきました。若者が社会人へと育つ節目の場、大人が初心を思い起こす心のふるさとです。

何時も厚生年金会館でのコンサートを楽しみにさせていただいておりました
場所も良く、ちょうど良い大きさで
無くなってしまうと唯一の楽しみが失われてしまいます 是非存続運動を盛り上げて会館が残るようよろしくお願いします

昔北海道在中の時に何度か足を運びました!無くなるのは寂しいです。

北海道の厚生年金会館は札幌の文化を担う重要な役目をしています。他の施設が赤字を出しているからといって一律に処理をするのは間違っていると思います。

2005年7月29日金曜日

丸の内のゴミ箱

 以前紹介した有楽町の無線LANスポットにITカフェとしては行き届いた分別ゴミ箱が設置されていた。「燃えるごみ、燃えないごみ、びん、かん」の4種類。

真ん中には、ビンカンに残る飲み残しを廃棄する容器も設置されていた。
http://www.marunouchicafe.com/club/index.html


(旧楽天のブログ サイトより転記したものです)

北海道厚生年金会館存続の会 ホームページ開設

北海道厚生年金問題が新聞で報道されているかと思いますが、このままい
くと、売却されてしまう可能性が高くなってきました。

送信者 サステナブルな未来環境と印刷業を思考する起業家社長の日記です 2nd


そこで、皆さんの声を集めて、なんとか存続につなげていきたいと考えております。存続の会にご賛同いただける方は、下記サイトで、投票と電子署名を集めておりますのでどうぞご協力をよろしくお願いします。

ちなみに、下記サイトは、みんなが寄せ書きできるようにwikiで作りました。ライブドアと、和歌山にある「あっとうぃき」の2つのサイトで構築しました。
→→→ http://wiki.livedoor.jp/nenkin2005/
(旧楽天のブログ サイトより転記したものです)

2005年7月28日木曜日

リラックマと年賀状 その1

今年冬発売のリラックマの年賀状デザインが完成しました。
ご紹介します。

もう年賀状の準備なのと思うかもしれませんが、2月から準備を始めているのです。現在4アイテムですが、問い合わせが多く追加発売の予定です。

(旧楽天のブログ サイトより転記したものです)

2005年7月26日火曜日

今年のキャラ、リラクマじゃなくてリラックマ


昨年のリラクマは、進化してリラックマに変化した。

国際文具見本市でも大変好評であった。普段お目にかかれないバイヤーさんが、この商品いつ発売するの?早く発売してよ!というように、ちっぽけなわれわれのブースの一角を見つめてリクエストする。

リラクマは今ブレークしているらしく、絵本もなんと100万部を既に発行しているそうだ。キャラクターをライセンシーしているSAN-Xは、爆発的な売れ筋をたまに出すのが魅力だ。

SAN-Xというと、なにやら外国ではXXXのイメージを創造してしまうが、小中高向けのヤングキャラクターメーカーだ。私も前職時代、いつも売れ筋をもっているサンエックスに憧れていた。

今年は、この売れ筋をモチーフした年賀状を多数発売する。いつもマニアから直接問い合わせをいただくが、fanの期待に久々にこたえられそうである。
リラクマfanは、いやリラックマファンは是非ご期待を!

■たれぱんだやアフロ犬など多数のヒット商品を出したサンエックスはこちら↓
http://www.san-x.co.jp/

(旧楽天のブログ サイトより転記したものです)

2005年7月25日月曜日

新しいブログ wiki

今ライブドアのwikiにはまっています。
ブログが少し進化した新しいツールです。
以下ライブドアに掲載されているウィキの機能を紹介します。

ウィキって何?
寄せ書き感覚のホームページ
ウィキは、寄せ書き感覚で「誰でも」書き込んだり書き直したりできるホームページです。
ピクニックでみんなが食べ物を持ち寄るかのように、みんなで情報を持ち寄ってホームページを育てていきます。
みんなで更新しよう
ウィキの内容に触ることができる人は、管理者が自由に決定します。
完全に誰にでも開放してもいいですし、ブログのように自分だけ、もしくは自分が指定した友達だけにも限定できます。特定の困った人を排除する機能も付けました。
また、間違ったり好ましくない更新がされたとき、簡単に前の状態に戻せるのもウィキのいいところです。
とにかく簡単、わかりやすい
かつてホームページを作るには、エディタ、FTPソフト、そしてさまざまな知識が必要でした。
ウィキはそれらのどれも必要とせず、すべての操作はいまこの文章を見ているブラウザで行います。執筆も編集もデザインも、すべて。
HTMLやCGIなど専門的な知識は登場しません。
コメントできる、ブログとつながる
livedoor wikiには、コメントとトラックバック機能が付いています。
コメントとは読んだ感想を書き込む欄のこと。記事ごとに掲示板が付いていて、読者と作者、もしくは読者どうしが思ったことを言い合えるわけです。
トラックバックは初めて聞く言葉かもしれません。
これは「あなたのウィキに影響を受けてブログを書きましたよ」と意思表示する特別なリンクです。
誰かのウィキを読んで意見を持ったら、ぜひ自分のブログに書いてトラックバックを送ってください。
プロデューサーはあなた
ウィキは、みんなで協力して進めるプロジェクトに向いています。
プロジェクトのコンセプトを決めるのはあなた。
コンセプトに共感してくれた人が多いほど、ホームページが育っていきます。そしてあなたが率先して更新するほど、みんなもやる気が出てきます。
まずはどのような情報を集めるか、プロデューサー感覚で考えてください!


ちなみに、私も今格闘中です。
面白いことに、投票や電子署名運動などができるんです。

(旧楽天のブログ サイトより転記したものです)

2005年7月24日日曜日

北海道フリーマーケット物語

楽天でフリマの特集が組まれているのでそのことについて

実は、私もフリーマーケットについては結構関わった時期があった。
1988年札幌の公共の地でフリーマーケットが始まったのは、17年前のことであった。当時、札幌ではまだ「バザー」という言葉しか普及しておらず、フリ マは世間で通用しない言葉であった。東京では、すでに代々木公園や明治公園で、車ごと公園の敷地に乗り入れる当時では考えられない大胆なイベントが開催さ れており、フリマは画期的な発想として捉えられていたが、もともと公園の使用目的は市民の憩いの場というのが社会通念で、なかなか札幌の行政には納得して もらえなかった。

しかし、あきらめきれない我々は、その年、現在も代表を務める川瀬氏と私の二人でリサイクル運動市民の会北海道本部を発足させた。もともと二人とも、ア メリカの旅行の経験があったため、そこで見たフリマやアンティークモールなど大規模で、市民に定着したリサイクル文化を北海道でも展開しようと意気投合し たのがきっかけだった。

南22条にある札幌中央清掃事務所でのデビューフリーマーケットを皮切りに、中島公園や厚別区役所前など様々な場所で展開をすることに成功し、今では すっかり市民に定着したイベントとなった。

もともとフリーマーケットは、free marketと書いて「自由市場」ととらえがちであるが、実は「蚤の市」が正解。正式にはfrea  market とかく。freaは、スカートでも有名な襞のこと。フレアスカートのようにひだひだがたくさんあるぐらい品物が盛りだくさんであることから名付けられたよ うだ。

定期的に開催されるフリマは、ロサンゼルスのフリマが有名だ。ロスの郊外にある高級住宅街にあるパサディナにあるアメフトで有名なローズボール。
ここでは、第2日曜日に毎月開催されている。10万点以上の商品があふれ、アメリカ全土からディーラー(出店者)が集まっている。カリフォルニアで行なわ れているフリーマーケットの中でも入場客数が多いため、ブースの空きを見つけるのが困難なうえ、ブース料も他と比べて割高だという。早朝は多くの業者やバ イヤーが買い付けに来るため入場料に差をつけ、6:00~7:30=20ドル、7:30~9:00=10ドル、9:00以降=7ドルとなっている。

フリマは一回参加するとやみつきなる人が多い。私の妹は一回目の出店で15万円の売り上げがあった。ちょっとしたサイドビジネスだ。大規模になればなる ほど、売り上げが上がり、おもしろい品物が盛りだくさんのイベントとなる。

今では従来型のフリマに加え、インターネットでの売り買いなどリサイクル文化が盛んになったことは、うれしい限りだ。

写真は、ロスのローズボール。
(HISさんのサイトより)

2005年7月22日金曜日

発見。新しいビジネス プリントショップ「Cosmos」

 昨日、山王溜池の地下鉄を出たところで見たことの無いショップがオープンしていた。
 キヨスク風の坪面積で展開するこのお店はまさしく、キンコーズなどで有名なビジネスコンビニの形態である。
 「Cosmos」という赤い看板の下には、様々なサービスが展開されていた。
写真のように貸しスペースは満員御礼。興味で足がとまった。

・パソコンレンタル(15 分100円)
・インターネットLAN提供サービス(15分100円)
・プリントサービス(モノクロ15円、カラー120円)
・FAXサービス
・その他インスタントカメラなどの物販
・パスポートの手続きサービス(内容は時間が無く不明)
・営業時間8時~20時

などであった。経営するのは東京富士カラー。デジタルカメラの影響で、写真業界は景気が悪い。新しいビジネスモデルの構築なのか。どこまで増えるのか。今後を見守りたい。(旧楽天のブログ サイトより転記したものです)

2005年7月21日木曜日

無料の無線LANスポットへの接続がなかなか上手くいかない

 パソコンの調子が極めて悪く、仕事にならないので富士通のFMVノートに新調して1ヶ月が経過した。
最近出張が多いので無線LANスポットに接続する機会が増えたが、簡単に上手くいく場合といかない場合がある。PHSは簡単に接続できるのに、どうしてなのか納得がいかない。

 ネットワークのプロパティを見ても、送信のメーターがどんどん上がっていくが、受信の気配が全く無い。
ルーターとは接続しているようだが、インターネットには接続できていないようだ。そこで、昨日頼りになる北海道リコーさんにお手伝い頂いて、試験をしてみた。
そうるすと、理論的に色々とアドバイス頂いて、接続できない理由が判明した。

 まず、IPアドレスが一般の会社等でよく使われるものが割り当てられていると無理だということがわかった。これからは、ちょっと接続に苦労しそうになったら、まずipconfigをたたいてみたい。
リコーさんありがとうございます。

2005年7月20日水曜日

ハルピン料理とカメラマン山崎氏

 今日は、麻生にあるハルピン料理「中国料理 聚楽園」で夜9時からメニューの撮影のお手伝い。
 カメラマンを務めるのは、旭川出身の映像作家兼起業家の山崎 一氏(34歳)。

筑波大学を出た後、ゲーム会社、印刷会社を経て、4年前に独立。
 現在は、映像制作を手掛けエアドゥの機内用映像やHBCお天気メモを手掛ける新鋭アーティスト。デジタルカメラからビデオ映像まで幅広く手掛ける。近く、個人営業から法人化する予定らしい。彼の映像は美しく人を感動させる説得力がある。是非とも頑張って欲しい。
 今日は、楽しく中華の撮影をみんなでお手伝い。元、エアドゥ応援団の仲間が久しぶりに集まって集合。撮影に使用した後、料理をみんなで楽しんだ。(旧楽天のブログ サイトより転記したものです)

2005年7月19日火曜日

印刷における組版について

今日は業界のことを少し。

昔、印刷業界では一文字一文字の活字を手で拾っていた。
なんとも非生産的な職人さんのお仕事だ。

文字は逆さまになっているから、拾いにくい。
加えて、修正が入ると全てやり直し。
憎かった「写植やタイプ」が姿を消し、様々な文字の種類やバリエーションが豊富になった。
されど、文字組みの基本は変わっていない。(そう思いたい。)

文字には必ず body という文字面の大きさがある。
大きさ(ピッチ)は、32が基本で、半角は16。
「W」は、28で、「i」は4。(文字フォントの種類によって異なる。)
32という座席で、幅を利かせる太っちょのWさんと、ノッポのiさん。
その組み合わせで文字が美しく組版されている。

和文も同じで、和文の場合は多少異なる。
32で組んでいくことをベタ打ち。
ボディごとの大きさで組んでいくツメ打ち
さらに文字と文字の相性によって生じる隙間を埋めていくツメツメ

どれが好きかはお好みだが、ポスターやリーフなど人目に触れるコピーほど
文字の太さ(ウェイト)やフォント(書体)、そしてツメ方にはこだわりたい。東京の神田、印刷業界にはこだわっているプリプリ人が今でも多くいるらしい。

上は、ベタ打ち
下は、さてどっち?
(旧楽天のブログ サイトより転記したものです)

2005年7月18日月曜日

インク切れを気にしなくていいインクジェット!?

またまた、先々週開催された国際文具展示会からのおすすめ商品ご紹介。
一見何気ないインクジェット。

しかし、よくよく見ると本体の左側上部に細いチューブ状の配管がされている。
なんとインクの補充をする際、マシンを止めずにすむ仕組みだ。コストも対応機種によって違うが、1台2~3万円だそうだ。ヘビーユーザーには、お勧めだ。

飲食店のメニューなど大量に印刷する方におすすめ。
でもあんまり自分たちでやるようになると、うちの会社の仕事が減ってしまう!
(旧楽天のブログ サイトより転記したものです)

2005年7月17日日曜日

我が家にもインターネットに光が~

ようやくブロードバンドのインターネット環境が我が家にも届いた。
工事を真冬の1月に申し込んで、なんと半年後に開通。
やれやれ。

無線のルーターも設置したので、パソコン3台がLANで接続できるようになった。
スピードも悪くない。
金額も2980円と驚く金額。(月額回線利用料・モデムレンタル料・プロバイダ料 全て込み)

無線LANも本当に快適。よかった、よかった。

  http://www.gate01.com/
  →(しかし、このURLはUSENの心ない突然の変更で今は閉鎖しています!怒り!)

2005年7月15日金曜日

個人情報保護対策、シュレッダー花盛り

先週のISOT(国際文具紙製品見本市)のつづきから

 今年は環境関連商品が少ない反面、個人情報保護対策商品が多かった。
中でも、シュレッダーだけで取り扱いメーカー、販売会社は10社を超えていたのではないだろうか?シュレッダーは、オフィスでの使用が主なためか、どれもがスチールディスクのようにデザインが味気ない。かわいらしい、キュートなデザインやイタリア的な物がないかなあと探していたところ、ようやく1社見つけた。
 パステルカラー3色の可愛いシュレッダー。発売は秋の予定だそうだ。

 シュレッダーで破砕された紙くずが、紙の繊維が細かくなりすぎて紙のリサイクルに不向きと聞いていたのだが、その真意を聞いてみた。シュレッダーメーカー大手の明光商会の営業を捕まえ、「本当にそうなの?」って聞くと、実はこういうことらしい。
 1.大手製紙メーカーのリサイクルシステムは、繊維が細かくても炉において分別する仕組みだから十分資源の一部として価値は残っている。だから不向きとは一概に言い難いので断定した言い方は不適切である。
 2.回収業者が知識不足のために、回収を嫌がっている(重量が軽く体積が多く、コスト高になるのも一因)
 ところで、弊社の紙回収は、紙の仕入先にお願いしているが、紙資源として価値はあるのでとのことで、古紙と同じ扱いで回収してもらっている。実際、どうなんだろうか?また、機会があれば今度は製紙メーカー側のシュレッダーででた紙についての感想を聞いてみたい。
(旧楽天のブログ サイトより転記したものです)

2005年7月14日木曜日

中国・大連空港のゴミ箱の不思議

最終日、空港でゴミ箱を見つけた。先月新しくなったばかりの大連空港。
待合ロビーには、免税店にありがちなブランド品がずらりと並ぶ。

そこに、ひっそりとゴミ箱があった。
分別は、3種類。
1.可回収...  (recyclables)  左上の口
2.不可回収...(non-recyclables) 右上の口
3.乾電池(trash battery)      中央下の口
とある。

可回収のマークは、リサイクルにありがちな△マーク。
不可回収のマークは、りんごの芯(食べかす)と魚の骨が書いてある。
大連の国際空港で、誰が芯つきのりんごを丸ごと食べたり、魚の骨を捨てるのだろう??
そして、最も驚いたのは乾電池を回収していることだ。

電池を回収することは素晴らしい。電池には鉛など有害な物質が多く含まれているので一般ごみに混じると環境負荷が著しい。
しかし、ちょっと待て!空港で電池を回収箱に入れる利用客が何人いるというのか?
携帯電話も、ハンディビデオも、パソコンも今の電気製品は多くが、充電式になっている。

それとも電池を回収すると金になるのか?


ゴミ箱をゆすってみたが、音はしなかった。
20050714日(旧楽天のブログ サイトより転記したものです)

2005年7月13日水曜日

中国でもセキュリティーや個人情報保護法対策

大連のIT企業や印刷業界にかかわる関連企業を3日間多数見学した。

魅力ある写真をアップしたいところだが、これがまた撮影そのものを禁止する場合がほとんであった。
日本から仕事を受注している関係上、日本と同じように情報漏えいを防止するために対策をとらなければいけない。

・部屋ごとにセキュリティーカードで入退室している。
・個人ごとにIDカードを所持している
・外部者に入退室の記録を書かせている。(視察中台帳は目にしたが、一度も書かず)
・仕事内容の撮影は一切禁止。(部屋にも入れない。ちらっと覗く程度)

写真はインフォデリバの看板。世界中のデータエントリーを行う会社で、中国内は5箇所あり、大連は日本向けの入力センター業務を行っている。
ベネッセや大手金融機関など様々なクライントのリクエストに応じた日本語入力を行っている。我々印刷業界でも名簿入力など個人情報に関しての依頼が今回 の目的だ。

撮影禁止のため、部屋の様子をビジュアルで表現できないが、パソコンがズラッと200台以上並びキーボードの音がパシャパシャと部屋中に鳴り響く。
郵便番号、住所1、住所2、氏名を打ち込むのにわずか数秒。30秒もあれば、5~6人の入力が終わる。ざっと見て日本の生産性の3倍~5倍以上。

ほとんどが20台前半の女性で(これも撮影できないのが残念)、見た感じ田舎の日本の女の子という感じで、日本の風景と変わらない。
彼女たちは、日本語検定2級と会社内の教育プログラムを義務付けられているらしく、文字変換を見ていても、使い方が日本人より数段上だ。
難しい漢字は、すぐさまIMEパッドの手書きモード(windows用)で漢字を調べる。単語登録も頻繁に使い、よく使う熟語や社名などを瞬時に入力す る。
マウスは多用せず、→←↑↓やファンクションキーが主体だ。

会社ごとに特色があるが、入力を補助するためのエントリープログラムを自社で開発しているのが、すごいと思った。
また、DTPソフト(インデザイン、エディカラー)を使用して、手書き原稿からページアップをする仕事やイラストレーターで封筒や名刺の版下、フォト ショップで写真のきりぬ抜きなどを行う様子は、普段我々が行っている業務を数倍も効率よくやっているように見える。
ここでもまた、多くの工員が、マウスでの作業を極力減らし、ファンクションや数値入力で作業をする姿が多かった。キーボード入力はすべて日本語(かな入 力)なので、日本語が読書きできることは当たり前になっている。
本人たちも、ベース給に作業に応じて支払われる能力給のウエイトが高いため、生産性をあげることに必死だという。しかも、品質が悪いと評価が下がる仕組み らしい。

以前から見たら、都会に変身し、飛行機も多くの便が飛び近くなった中国。
今回の出張で、ものすごいスピードで、そして想像をはるかに超えた内容で変化していることを体感した。

百聞は一見にしかず。まさにこのためにある諺だ。

20050730日(旧楽天のブログ サイトより転記したものです)

2005年7月12日火曜日

日本人と外国人の違い。グローバルスタンダードって何?

 外国へ旅すると、一般常識として何が正しくて何が駄目なのか分からなくなる。

日本できめ細かく当り前と感じるサービスも、外国へ行くとサービスそのものが存在しないときもある。
日本人が期待しているサービスは外国では皆無に近い、と思ったほうがいいかもしれない。
どんなトイレにも必ず紙が用意されていたり、自動ドアと勘違いしてガラスのドアの前で開くのを待つのは、あまりにも日本的な感覚だ。
逆に、日本的なサービスはさっぱり受けられないが、日本ではありえないサービスやもてなし(ホスピタリティー)を外国で感じるときがある。

グローバルスタンダードって、どんな国でも通用するサービスってことなのか?(ネットで意味を調べると:「世界で通用する標準や基準」のこと)


ゴルフを終了したとき、サービス料として彼女たちは各100元(約1500円)をチップであげるとと本当に喜んでいた。
18ホールとも4人のキャディーがTショット上でそっと見守る。しかし、打った瞬間素晴らしい打球が空に向かうと4人のキャディーに一斉に「ナイスショッ ト、素晴らしい!」と叫ぶ。そう叫ばれたら誰でも気持ちが良くなる。
写真のように彼女たちがカートに乗る位置は、後部の立ったまま走行する非常に危険な状態。しかし、「大丈夫。ぜんぜんOK!」と元気よく答える。

そして、最終日空港に行こうとしたとき、大きなスーツケースが車のトランクに収まらない。
トランクのドアを閉めることができないので、紐で縛るくらいのことをするかとおもったら、「不要、不要」(プーヨ、プーヨ)と、聞こうとし ない。
急ブレーキでもかけようものなら、いつ落ちるか分からない危険な状態。パタパタと加速するたびトランクの上蓋が上下することにハラハラしながら、何とかで 空港まで、2つの大きなスーツケースは運ばれた。

ゴルフのカートといい、スーツケースといい、日本人にはとても理解できない感覚。
しかし、日本人が理解できなくても、多くの外国人が「No ploblem」って言うなら、日本人の感覚がおかしいということになる。

外国へ行って感じることは、交通が発達してますます世界が狭くなっていく中で、日本だけが取り残されているのではと感じる。
アジアは、日本を教科書を手本に、死に物狂いで勝利を手にしようとしている。
中国式がグローバルスタンダードになるとは思わないが、数の論理で日本の文化がグローバルでは負ける可能性もある。
日本人だけが自分たちの基準で満足を求めるなら、日本が世界の先進国から脱落する日は近いかもしれない。
20050712日(旧楽天のブログ サイトより転記したものです)

2005年7月11日月曜日

中国のコンベンション恐るべし

昨日インターネットの環境についてお知らせしたが、それだけでない。

宿泊したホテルが5つ星でホテルマンのサービスや部屋の広さ、レストランの質など様々な素晴らしさもあったが、受け入れ態勢だけでなくコンベンションも 活発らしい。

今日宿泊していたシャングリラホテル、その隣のフラマホテルの二つでは、WTOの実務者レベルの国際会議が開催されていた。

物々しい警戒で、周辺の道路も交通規制。私たちの宿泊するホテルのロビーにも、写真のようにX線探知機みたいな大型の検査用機械が導入されて、一人ひと り入場の際チェックを受けていた。

大連には、大型コンベンションセンターが建設されたらしく、詳しい情報はまだ調べていないが、外見から見る限りではビックサイトよりも巨大なとてつもな く大きいように見えた。


20050711日(旧楽天のブログ サイトより転記したものです)

2005年7月10日日曜日

日本と中国でテレビ会議

先ほど会社とヤフーメッセンジャーでテレビ会議をしました。

出張先から打ち合わせができる便利な機能に、ほぼ満足。
ホテルにはLANケーブル。
テレビ会議の費用もかからない。
スピードも悪くない。
映像もしっかり見える。
複数でコミニュケーションもとれる。

これからはスカイプも普及しそうであると、現地の方は言っていた。

写真は、Sony バイオ PCG-U1


写真は部屋から。窓から見えているのは大連の総ガラス張りの高層ビル。

20050711日(旧楽天のブログ サイトより転記したものです)

夫婦のイライラ

たった今、成田から大連のホテルに到着。成田空港は、テロの警戒で大混雑。
おかげで、出発から30分以上待たされた。

ホテルについて驚き。
デスクの上にはLANケーブル。
IPアドレスを自動取得に設定すると、
あっという間にインターネットに接続。簡単、そしてインフラが整っている。
素晴らしい。


ところで、行きのJALで読んだ雑誌に書かれていた面白い記事を紹介。

PCFANの7/15日号に面白い記事が掲載されていた。
シチズン株式会社が全国の夫婦200組を対象にどんな時間の使い方をしているかのアンケートを行った内容だ。

そのなかで、時間の使い方について「長すぎてイライラする行為」という設問に対して
・夫がイライラすのは、
1位 外出前の支度
2位 パソコン
3位 電話
らしい。

一方、
・妻がイライラするのは、
1位 パソコン
2位 トイレ
3位 ゲーム
という結果とのことだ。


いずれもパソコンが上位に入っているのは、お互いにパソコンで何をやっているのか気になるのか、嫉妬しているのか?
面白い結果だ。

20050710日(旧楽天のブログ サイトより転記したものです)

2005年7月9日土曜日

環境に配慮した筆記具メーカーゼブラがゼロエミッションへ

ゼブラは、シマウマの意味。白と黒が入り混じった馬のマークが会社のロゴだ。
今回の国際文具・紙製品展で、環境をテーマに出品している企業が昨年より減少したように感じたのは、少し残念であった。個人情報保護対策でシュレッダー が多いのは目に付いたが、環境配慮商品は探すのに苦労した。
その中でも、ゼブラのコーナーは目を引くものがあった。
ゼブラ リサイクルプロジェクト(ゼロエミッション)
身近なボールペンやマーカーなどの筆記具が燃えないごみとして処理されずに、第二の人生へ旅立つ。



●TOTOとの連携
使用済みウォッシュレットを回収し、廃プラを再生品化。ボールペンやマーカーの軸に変身。
●伊藤園
水分を含んだ茶殻をプラスチックに混合することで抗菌性を持たせることに成功。抗菌性茶配合ボールペンの登場。
●IBM
使用済みのパソコンを藤沢スクラップセンターで回収し、再生プラスチックとして再利用。さすが、ボールペンの色もIBMブラック。かっこいい。
●Sony Music
廃ディスクのリサイクル。従来は廃ディスクの処理を大半を中国に輸出していたが、平成16年4月政府が対中国への輸出差し止めを決定したため、国内でリ サイクル処理する動きに変化。廃ディスクから製造されたボールペン。
文具は、子供たちに与える影響が大きく、今後も頑張ってほしい
欲を言えば、とうもろこしを原料にした生分解プラスチックのボールペンを開発してほしかった。

2005079日(旧楽天のブログ サイトより転記したものです)

2005年7月8日金曜日

展示会速報 2日目 卓上カレンダー

卓上カレンダーの状況を少し。

卓上カレンダーは数年前から商品化を行っているが、昨年は全国のロフトや紀伊国屋書店で取り扱いしていただいた。

昨年の売れ行きもまずまずだったとお褒めの言葉をいただいた。そのためか、今年のリニューアル商品も結構評判がよかった。弊社以外のブースでも一部取り 扱いをしていただいており、問合わせがいくつかきているようだ。

パッケージのデザインも進歩しており、今年は昨年よりも売れそうだ。


2005年07月8日(旧楽天のブログ サイトより転記したものです)

英国五輪誘致と環境に配慮したゼロエミッションと残念なテロ

 英国が誘致を決めてまもなく、悲劇はおきた。

誘致後の様々な報道でコー氏やベッカム、ブレア首相などの努力が報じられた。
しかし、私は何よりも2012年の半世紀を経て久しぶりにイギリスで開催されるオリンピックが環境に配慮したゼロエミッションを開催のコンセプトにする記 事を目にしたとき、驚きと感動を覚えた。

ゼロエミッションとは、国連大学が提唱しているコンセプトで、産業から排出されるすべての廃棄物や副産物が、他の産業の資源として活用され、全体として いかなる形の廃棄物を生み出さない統合化された生産を目指そうするプロジェクトを言う。一般的には「徹底分別の結果、焼却や単純埋め立てによって処分する 産業廃棄物をなくし、リサイクルを促進する」という意味で使われている。
(http://jdream.jst.go.jp/html/jdreampetit/theme0062.htmlより)

物の価値は、寿命が長ければ長いほど地球環境に負荷が少ない。LCAをコンセプトに、社会を考える。ごみを燃やすことは簡単であるが、燃やす前にまだ残 存する価値を生かした第二の人生として命の息吹が蘇れば、地球はCO2を排出せずに、価値を次のステップに継承していく。

イギリスが歓喜の渦で喜んでいる間に悲劇は起きた。
テロは何の文化も生まない
テロは破壊という結果しか残さない
テロは全くのリサイクルを考慮しない

物の素晴らしさ、そして物の価値や消費の将来を考える国際文具展示会に参加していて、根本を否定するテロの実体は、病める地球の現実なのかもしれない。

残念なテロは、地球の悲劇である。
2005年07月9日(旧楽天のブログ サイトより転記したものです)

2005年7月7日木曜日

ISOT展示会速報

今日から始まった展示会。
この何年か毎年来てますが、今年の熱気は違う。

熱い!
会場が暑い!それもそのはず、隣の東京国際ブックフェアに人気が集中。
その波及効果が我が会場にも。

特にバイヤーが当コーナーにも多数来場。
今まで商談のテーブルにつくとは思えないようなクライアントがたった1コマのスペースの社員の説明に耳を傾けていた。

結果はどうなるか分からないけれど、
種はまかねば、花は咲かぬ。

いや、違う。
種をまかねば、実はならぬ。
花なら散ってしまう....

明日もみんなで頑張ります。

松山千春のデビューは、やっぱり地元北海道の厚生年金会館だった!

今日は北海道厚生年金会館 存続を願う会が発足。
小島紳次郎社長のもと、熱心な音楽関係者やコンベンション関係者らが多数集まった。

厚生年金会館は、今年一般競争入札による売却が決定している。

しかし、札幌が厚生年金会館がなくなったら、どんなにつまんない札幌になるんだろう!

音楽も
演劇も
芝居も
大会も
学会も
コンベンションも
氷川きよしも(今札幌公演中)

みんな、どこで代替開催をするのだろう。うち半分は札幌でやーめた、と諦める物件も出てくるはず。

地域の文化は地域で守る。
松山千春さん、中島みゆきさん
アーティストパワーと地元市民の力で国のわがままを蹴散らしましょう!

プロジェクトXの始まりかもしれません。


2005年07月7日(旧楽天のブログ サイトより転記したものです)

2005年7月6日水曜日

第16回国際文具・紙製品展 (ISOT)

http://www.reedexpo.co.jp/isot/
第16回国際文具・紙製品展が本日より東京ビックサイトで開催されている。
わが社も社運をかけて? なんと社長以下、専務、社員2名の計4名で張り付いている。

年賀状、カレンダー、ブログ用システム手帳。
もちろんメインは、年賀状の新しいASPコンテンツダウンロードサービスの「楽々セレクション」。
(詳しくはまたご紹介します)

わが社は印刷会社であるが、単なる受注業ではなく、ものづくりを行うメーカーとしての事業を今年から本格化させている。
ただ待っていてもお客がどんどん注文をくれわけではない。提案型営業で、顧客開拓、顧客創造、そして市場創造を行っていきたい。

新しいビジネスモデルにつながる商談ができたらと、期待しています。
今日はいくつかのメーカーやディーラーにプレゼンを予定。
東京営業所を作る足がかりなるよう頑張りたい。

2005年07月6日(旧楽天のブログ サイトより転記したものです)

2005年7月5日火曜日

ちょっと早いが年賀状市場を占う その3

・インターネット上のサービス
「電子メールで年賀状」が数年前に登場したときは、この市場に取って代わられ、年賀状市場もかなり縮小するかに思われた。しかし、電子メールが代替にな らない理由は、やはり友人には遠慮なしに送付できても、上司や顧客には気が引ける。礼儀や人と人のつながりを大切にする日本人ならではの文化が根底にある からなのかもしれない。インターネット上でのサービスで人気があるのはYAHOOグリーティングである。様々なデザインコンテンツから好きなものを選択 し、電子メール形式で配信される。一言メッセージも入れることができる。弊社でも一部デザインを供給しているが、多くの人にアクセスをいただいている。ヤ フーに対抗し、他のサイトでは、静止画のコンテンツよりも動くアニメーション型の動画コンテンツが多くなってきた。楽天市場の資本下に入った株式会社ワイ ノットはユニークな会社である。この会社は、楽天にデザインを供給する他、ビッググローブやニフティ、エキサイトなど他のサイトにOEMで供給している。 昨年、その中でプロのデザイナーを採用し、データをダウンロードし課金で収入を得るサービスを開始していた。年末に多くの書店やコンビにでデザインの本が 山積みになっているが、返品も毎年かなり多く発生するらしい。本の形式が見直され、今後は、ネット上で好きなデザインを購入することも十分考えられる。

つづく(日本印刷新聞7月号への寄稿分より)
次回は、「オンデマンド印刷が印刷業界に変革をもたらす」
2005年07月5日(旧楽天のブログ サイトより転記したものです)

送別会

 昨日、中小企業家同友会のYさんの送別会が盛大に行われた。
未知の会の担当事務局員として、頑張ってくれた。
いろんな人の要望と雑務、わがままを
聞いてくれてありがとう。

プレゼントは、ネーム入りのボールペンに、色紙、花束....
温かい送別会でした。

2年間本当にご苦労様でした。


今後は、シンガポールで第二の素晴らしい人生に旅立つらしい。
是非頑張ってもらいたい。北海道から出てグローバルに活躍する姿は美しい。

私には、現地のゴミ箱の写真を送ってくれることを約束してくれた。
アジアゴミ箱環境会議でも今度開きますか?


ところで、もとやん、お隣の2倍の体重は太りすぎよ!
人の事言えないか....
2005年07月5日(旧楽天のブログ サイトより転記したものです)

ちょっと早いが年賀状市場を占う その4(最終)

オンデマンド印刷が印刷業界に変革をもたらす
・着実に成長するオンデマンド市場
印刷業の世界4大展示会の一つである1993年9月にバーミンガムで開催されたIPEXにて衝撃的なデビューをした「E-Print1000」は、当 時、誰もがなし得なかった商業印刷向けの無版カラーデジタル出力機として、世界中のこの分野の人々に新時代の訪れをはっきりと認識させる幕開けであった。 1台金額にして6000万円。アメリカの宇宙開発で有名なNASAの元スタッフにより、イスラエルのメーカーが数々の特許をもとに製造された衝撃的なカ ラーコピーのお化け。あれから、12年。E-printが毎分17枚だったのに対し、近年のゼロックスの能力は60枚機が一般的であり、スピードのみなら ずイニシャルコスト(設備導入コスト)も1/3以下である。弊社も昨年e-printからゼロックスにシフトを終えた。

オンデマンド印刷機が提案型営業の代表選手ともてはやされ、その能力と価値を見出すのには多くの時間を費やしている。オンデマンド印刷の定義とは、「必 要なときに、必要な量を、必要な人に」。この3拍子を実現できる夢の印刷市場は、本来多くのビジネスチャンスと、創造的市場を創出する予定であった。

年賀状の製造方法といえば、昔からのオールドスタイルである。生産性を追及するためか、大量に生産して、大量に在庫をして、そこに刷り込んで出荷してい く方法である。従来の設備を生かせるため、製造方法を変更しない会社がほとんどで、発展していないのが現状である。

オンデマンド印刷の定義に対し、オンデマンドの有効的活用は、「少ロット、多品種(バリアブル印刷)、自動組版」などが挙げられる。年賀状はいわば、オ ンデマンド印刷のためにあるような市場といっても過言ではない。これらの特性を生かして、何百種類のカラーを生かした豊富なデザイン数、また、一枚づつ注 文が出せるサービスとか、仕上がりイメージが注文時に確認できる、など我々印刷業界の技術力を生かした提案型がクライントから要求されています。

コンテンツをいかに調達するかが課題
・ハード(設備)を持っただけでは、クライアントは満足しない
昔のように機械を購入すると仕事がついてきたという時代は終焉だ。問題は、その設備を生かすために、どうコンテンツなどのソフトウェアを充実させるかが 重要である。インターネットなどコミニュケーション手段が発達すると、そこに様々なコンテンツが登場する。携帯電話にしても、多くの若者が電車男のように 絵文字を使い、「うれしい!」を「(^O^)」と表現する。つまり、携帯電話はあくまでも手段や道具であり、それを使用していかにどうコミニュケーション をとるのかが重要である。

年賀状についても同様であり、近年の傾向として、友人に差し出す年賀状、上司に差し出す年賀状、彼女に出す年賀状というように使い分けて差し出す傾向に ある。昔のように同じデザインに自分の個性を主張するのではなく、相手のことを考慮しながら個々人を主張する謙虚でかつ多様な時代を象徴する傾向が年賀状 市場に現れている。

プリプレス・センターでは、今年「楽々セレクション」というASP型で豊富なデザインを自由に使えて、使用した分のみを課金する新しいサービスを開始す る。組版とデザイン使用料、販促品がセットになって、組版知識がなくても年賀状データが完成する。しかもプレビューで確認が同時にできるから事故が少な い。年賀市場の準備に相当な時間と経費をかけていた従来のワークフローにサヨナラだ。

これからは若い世代の時代。だからコラボレーション。
時代が急激に変革する中で、私たち若い世代が時代の先鞭を築き、市場を創出していかなければ印刷業界の明日はない。年賀状市場は確かに古くて、マイナス のイメージが強い。しかし、その既成概念を覆し、全く新しいカード市場として新時代を築くことができるのはやはり我々若い世代の役割ではないだろうか?
(日本印刷新聞7月号への寄稿分より)
2005年07月6日(旧楽天のブログ サイトより転記したものです)

2005年7月4日月曜日

ちょっと早いが年賀状市場を占う その2

・年賀状作成ソフト
一方で、宛名職人や筆王、筆まめなど書店やコンビニエンスストアで販売される年賀状作成ソフトは、3年連続で減少し年120万本ほどの出荷となっていま す。これらのソフトを購入する消費者は、1)リピータが多い2)毎年買い換えない 3)パソコンを使いこなしている などの特徴があります。

肝心の日本全体のパソコン販売台数(2005年4月)は対前月比35.8%減,販売金額は同36.0%減という形で個人情報保護法の影響でセキュリティ を装備したパソコンの発売を待って買い控えが生じ、売り上げ減をもろに受ける形となった。しかし、前年同月との比較では,台数が6.8%増,販売金額は 4.4%減という数字であるから、パソコンは、着実に普及しており、車の保有台数のように一人複数所有することが今後も予想され、成長する市場として考え られる。

それら市場を背景に、年賀状作成ソフトも減少の傾向こそあれ、着実に普及しつつある。しかしながら、年賀状ソフトを利用する最大の魅力は、住所管理が手 軽にできることにあり、干支を自由にデザインできるレイアウトなどの機能は必ずしも、消費者全員が利用しているわけではない。つまり、住所管理だけであれ ば毎年購入する必要性が薄れ、市場自体もわずかではあるが減少傾向になっているように思える。

・コンビニやスーパーでの動き
価格等は据え置くお店が多い中で、サービスを個別に充実させる工夫が見られる。納期を短縮し、「お急ぎ仕上げ」を有料(追加料金)で対応するケースや複 数割引、インターネットから申し込んだときの割引などがあるが、最近で目立つケースがイオンなど大型量販店で行われる「特急仕上げ」である。ショッピング センターで買い物をしているわずか数時間に、出来上がるこのサービスは顧客満足度が高く、売り上げも通常より割増しとなる。しかし、付加価値は高いものの 平日の売り上げが少なく、人件費を固定化した場合、土日だけで商売になるかどうかは不透明である。しかし、オンデマンド印刷のメリットを生かしたこれらの サービスは、従来型の在庫出荷型の印刷方式では実現できないため、今後注目が必要な市場である。また、55ショップの倒産など写真業界の落ち込みが今後も 続くと見られ、店頭での付加価値をいかにつけるかが大きな鍵となる。


つづく(日本印刷新聞7月号への寄稿分より)
(次回は、インターネット上のサービスについて)

2005年7月3日日曜日

ちょっと早いが年賀状市場を占う その1

ええっ!

年賀状は、はがきだけで国民一人当たり2200円消費する市場。


○最近の年賀状についてのマーケット事情(現状分析)
・お年玉つき年賀はがきの動向
年賀はがきは、2003年度の発行枚数を最高に、昨年度は△2.5%とわずかな減少になりました。2003年度は約44億6,000万枚、2004年度 は約43億5,000万枚となっています。そのうち、インクジェット紙は、過去最高の22億6,609万枚(前年比116%で、昨年は19億5,000 枚)を発行、従来の再生紙はがきを逆転し、ついに全体の過半数を越える結果となりました。

オフィスや家庭に浸透したインクジェットプリンターは、確実に印刷業界の手を離れて、パーソナル市場として成長していることがうかがえます。しかしなが ら、年賀状が縮小市場とはいえども、国民全員が出すと仮定しても、一人43枚を消費する市場ですから大規模なマーケットいえましょう。はがき代金だけでも 2150億円の市場となっています。

また、新たな動きとして昨年から関東地区の限定販売ということで「インクジェット紙光沢年賀葉書」というのが限定発売されました。表面がミラーコートの ようなかなり光沢のあり、銀縁の写真仕上がりを再現可能にする商品として通常よりも15円高い1枚65円で発売されました。あいにく、販売結果について公 表されていないため、詳細については分かりませんが、インクジェットの市場拡大に応えた形となっています。

つづく(日本印刷新聞7月号への寄稿分より)
(次回は、年賀状作成ソフトについて)

2005年07月3日(旧楽天のブログ サイトより転記したものです)

2005年7月2日土曜日

運勢を追加

テクニカルライターさんに教えてもらって、
楽天広場の新しい機能「fortune」を追加します。

運勢をあまり信じない私ですが、さすがに
朝の目覚ましテレビ・カウントダウン占いで12位の時は、気をつけるようにしています。

ここんところ出張続きで、少々夏ばて模様。
今日と明日は、軽めのコメントにさせていただきます。
2005年07月2日(旧楽天のブログ サイトより転記したものです)

2005年7月1日金曜日

中部国際空港のゴミ箱

名古屋の空港のゴミ箱の分別は6種類。
・可燃ごみ
・燃えないごみ
・ビン
・カン
・ペットボトル
・雑誌、新聞

壁面には日本福祉大学の広告もある。ゴミ箱全体に広告とデザインが一致しており、とても美しい。

さすが、千歳空港とはやはり違う。愛知万博の影響もあるのか?
ただ、欲を言えば、飲み残し捨て場があればよりいい。

ネタ切れと言われたが、勉強中のソーシャルネットワーク

最近のパソコンの調子悪さが反映してか、
更新がなかなか上手くいかない。

社長!ネタ切れだよ。といわれちゃった。
(在庫はまだいっぱいあるんだけど、更新する時間が...)

ブログを更新することを仕事にしたくないのが私の考え。
せっかく書くのだから自分が勉強にならなきゃ、
と思っているのだけど。

ようやく招待されたmixiにログインしたのだけど、
ちょっとのぞくとなかなか良さそう。
魅惑的で便利そうと実感した。

フランクな書き込みができそうで、ブログとは異なる会員制の限定ネットワーク。
ブログが進化している。ソーシャルネットワークの今後が楽しみだ。

ソーシャルネットワークって何?

聞かないで。
今勉強中だから。


それより、この画像をクリックしたらmixiにジャンプするタグを早く覚えなきゃ。

主催者や参加者の満足度を上げるために 「なぜSDGsの視点が必要なのか?」(上)

MICE JAPAN2月号 に寄稿しました 長文ですがお読み頂ければ幸いです 株式会社プリプレス・センター 代表取締役 藤田靖 (グリーン購入ネットワーク代表理事 他) 近年SDGsの普及とともにMICEにおいてもサステナビリティが叫ばれるようになりました。この度は紙面をお借りし...