2016年11月12日土曜日

混沌としていくアメリカ人<若者意識の変化>

日本人も、EUを離脱したイギリスも、そしてアメリカ人の若者も著しい意識の変化が始まったと思う。アメリカ大統領線の共和党の勝利は、民主党の敗北ということが正しい理解かと思う。スィングステート(選挙の勝敗の鍵を握るオハイオやフロリダ州)では、民主党がかなりの票を落とした。その票が共和党に流れたわけではなく、民主党支持者が選挙に行かず棄権を選んだということだ。その主体は若者であり、これからの未来を担うヤングジェネレーション。選択よりも棄権を選ぶ考え方はとても残念であり、世界的に物言わない主張が広がりそうで、これは怖い。

日経ビジネスでかつて株式市場の予測を語っていた今井さんが、民主党のアキレス腱は「オバマとヒラリーが抱えるベンガジ事件の真相」と常々言っていたが、やっぱりその通りになった。正義が正義でない政治に、民主党の若者が失望したのは理解できるのだが。

一体アメリカはどう変化するのだろうか?

2016年10月5日水曜日

アジアは狭くなった。そして、セブも近くなった。直行便がいつの日か。。。。。

当社が2013年に、国の海外進出補助金を得てフィリピン進出の調査を始めた時、
フィリピン・セブ島へのフライトは、
・フィリピン航空 成田便 毎日1便
のみだった。

しかし、LCCやらのおかげで今年12月より、
・フィリピン航空 成田便  毎日1便
・フィリピン航空 名古屋便 毎日1便
・フィリピン航空 関空便  毎日1便
・セブパシフィック航空 成田便 毎日1便
・バニラ・エア 成田便 毎日1便
1日5便に拡大する。

また札幌からは海外での乗り換えが必要だが、
・エバー航空 台北乗り換え
・大韓航空  インチョン乗り換え
・キャセイパシフィック航空 香港乗り換え
と選択肢が多い。

インバウンドが増えるのも当たり前だ。
フライトが増えているのだから。


2016年9月24日土曜日

技術革新とDrupaを振り返る

人生で初めてDrupa(4年毎の印刷展示会:ドイツ)を視察した。
印刷業界が縮小していくなか、もう見る必要がないかも、、、、
と思いつつ、東京紙芸社の藤田相談役と行ってきた。
思えば、Drupaは着実に印刷業界を変えてきた。
そして、明日の印刷業界を導いてきた。
ちょっとセンチになって当社の導入設備を振り返ってみた。

1984  マッキントッシュ 日本上陸
    1994年:当社は10年遅れで導入
1992 インターネット
    1992年:当社は、ほぼ同時に導入
1993 ロータスノーツ(日本初の本格的グループウェア)上陸
    1998年:当社は15年遅れで導入
1993 E-print1000上陸
    IPEX1995 発表機種
    1998年:当社は14年遅れで導入
1995 ハイデルベルグ社Quick Master DI 上陸
    Drupa1995 発表機種
    1999年:当社は14年遅れで導入
1995 CTP普及
    2003年:当社は18年遅れで導入
2006 インデザインサーバー 日本発売
    2013年:当社は17年遅れで導入
2008 大型インクジェット 普及
    Drupa2008 多数展示
    1996年:当社は1北海道1号機導入

こう振り返ってみると技術革新のスピードは90年代が最も早かった。
しかし、1995-2015の20年間は時間が止まっているようだ。

今年、2016から加飾印刷やインクジェット印刷(巻取り)が世の中をまた変えると思う。

2016年4月1日金曜日

2016年入社式、9名の新卒社員です。

フレッシュな若者と入社式に参加してきました。
プリプレス・センター7名+DMC2名の9名が仲間入りしました。
今年の中小企業家同友会の入社式では、昨年に比べて134%増の参加でした。
景気は上向いているのでしょうか?それとも、高齢者の引退による影響なのでしょうか?

若い人の時代を応援したいものです。


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2016年2月11日木曜日

今年のテーマは「シェア」と「繋がる」=Connect&Share

2016年。もう2ヶ月が経過して今年はじめての投稿です。ご無沙汰です。
ブログを書き出して11年。この間、世の中はすっかり進化?深化?しました。
変化する時代のスピードの速さが良い進捗なのか、悪い兆しなのか分かりませんが、何とか事業を守り成長させなければなりません。
プリプレス・センターのグループが合計5社となり、今後の事業の方向性がブレないよう今年1月後半に2週続けて、経営方針報告会を札幌と東京で開催しました。普段社員に語りかける機会が少ない中で、営業や工場、制作、総務経理などあらゆるスタッフとの貴重な共有時間です。その中で、今年はシェア元年の年になると宣言しました。


世の中でようやくシェアのビジネスの評価が生まれ、シェアの理念を活用したビジネスが身近になり始めたからです。世の中、物質的豊かさが限界点に達し、飽和と余剰を繰り返し、社会が不安定に向かっています。印刷業界も同様で、繁栄時代のピークは過ぎ去り、シュリンク時代に突入にしています。だからこそ今必要な発想は、「シェア」と「繋がる」です。

shareとは、
【動詞】
1〈…を〉分ける,分配する.
分け合う,分配する
2a〈ものを〉共有する
〈…を〉〔人と〕共有する,共にする
〈…を〉〔人に〕語る,披露する.
とweblioに書かれています。
http://ejje.weblio.jp/content/share
facebookでシェアはすっかり有名なトレンドキーワードになりました。

またつながるは、
つなが・る 【繫がる】とは、
http://www.weblio.jp/content/繋がる
①離れているものが一続きのものになる。 「四国と本州が橋で-・る」 「電話が-・る」
②間が離れずに続く。つらなる。 「自動車が-・ってくる」
③関係がある。かかわりがある。結びつく。 「仕事の上で-・る」 「敗北に-・る失策」

この2者(「シェア」と「繋がる」)は、重要な関係があると思っています。繋がるためには、あるいは繋ぐためにはどんな理念や発想が必要か?それは、有限なリソース(資源)を共有するシェアのコンセプトが必要だと私は思っています。IOTと呼ばれる、モノのインターネット(Internet of Things : IoT)が最近注目を浴びています。IOTとは従来は主にパソコンやサーバー、プリンタ等のIT関連機器が接続されていたインターネットにそれ以外の様々な"モノ"を接続する技術です。

私のこのブログも、昨年8月に書いたIFTTTの新サービスでブログとfacebookの繋がりサービスを利用することにしました。
http://pripribito.blogspot.jp/2015/08/iftttfacebook.html
携帯でブログを書き、その内容がfacebookに自動投稿というシステムです。
そのIFTTTから新しいサービスの案内メールが本日届き、ちょっと嬉しくなって久しぶりにブログを朝早くから書き始めました。まだ、英語表記しかありませんが数年後の日本で登場する新しいビジネスモデル、繋がるコンテンツばかりです。本業としても何ができるか色々と想像したいところです。
https://ifttt.com/







主催者や参加者の満足度を上げるために 「なぜSDGsの視点が必要なのか?」(上)

MICE JAPAN2月号 に寄稿しました 長文ですがお読み頂ければ幸いです 株式会社プリプレス・センター 代表取締役 藤田靖 (グリーン購入ネットワーク代表理事 他) 近年SDGsの普及とともにMICEにおいてもサステナビリティが叫ばれるようになりました。この度は紙面をお借りし...