2010年6月5日土曜日

3年目を迎える東京都市大学学園祭におけるカーボンオフセット

学生たちが、学園祭で排出するCO2を植林で相殺するプロジェクトを始めて3年が経過した。くわしくはこちら。http://www.yc.tcu.ac.jp/~carbonoffset/

下記はサイトより引用
第14回TCU横浜祭での事例
■第14回TCU横浜祭におけるカーボンオフセットの概要
 昨年度に引き続き、2010年6月5日(土)、6 日(日)に開催される第14回TCU横浜祭にてカーボンオフセット実施致します。
 今回、横浜祭参加者全員の環境意識の向上と横浜祭の環境負荷の継続的削減という2つの目的の下、お客様にはブースに来ていただき、環境に興味をもつきっかけを作り出します。また横浜祭運営委員会では事前の段階で横浜祭の環境負荷の削減を行い、環境負荷の少ない学園祭を目指しています。今回、第14回TCU横浜祭当日を迎える前の CO2排出量の一次試算では、約40トンという推計が算定されました。これにより去年から掲げていた「3年間でー6%」という中期的目標を達成いたしました。
 今回排出されるCO2は昨年度と同様に、NPO法人コンベンション札幌ネットワークの協力の下、北海道美幌町レガシーカーボンオフセットの森にカラマツの植林を行う事で20年間かけてオフセットする予定です。

■今回のカーボンオフセットの特徴
 第14回TCU横浜祭では、お客様の環境意識の向上のため、カーボンフットプリントを導入いたしました。カーボンフットプリントとは、直訳すると「二酸化炭素の足跡」という意味で、商品やサービス、人間の活動が形成される一連の過程でどの位のCO2が排出されたかを表すものです。またカーボンオフセットのブースの1つの電力を太陽光発電によりまかないました。北海道美幌町に植林に行く際の飛行機の移動も、「横浜祭の環境負荷」であると捉え、CO2排出量の評価範囲に加えました。

■横浜祭当日について
 2010年6月5日(土)、6日(日)に開催される第14回 TCU横浜祭当日は、横浜キャンパス内に2つのカーボンオフセットのブースを設け、カーボンオフセットに関する展示を行います。来場者とスタッフのコミュニケーションを通じて、横浜祭の環境負荷について知ると共に、お客様が環境に対して興味を持つきっかけになることを願っております。

横浜祭当日は、CO2 をオフセットするための募金を行います。皆様のご協力を心よりお待ちしております。

■CO2排出量の推計結果
第14回TCU横浜祭のCO2排出量推計結果はこちらをご覧ください。

プロジェクトチーム構成員
■伊坪徳宏研究室 <研究室ウェブサイト>
製品のライフサイクルを通じて発生する環境影響を評価するLCA(ライフサイクルアセスメント)は、環境影響の効果的な削減策を入手したり、自社製品の環境優位性を立証したりするための手法として、現在国際的に活用されています。本研究室では、LCAを中心とした環境影響の評価手法開発や事例研究を通じて、企業のEMS構築や循環型社会の形成に貢献するための研究活動を行っています。
■中原秀樹研究室 <研究室ウェブサイト>
このまま持続不可能な消費を続けると私たちの地球は破滅するしかありません。研究室ではその解決策を考え、政策や企業の環境対応への提案を考えます。具体的には、環境マネジメントシステム、社会的責任報告書の社会的受容性、ライフスタイルの変更などがあげられます。事例研究では海外文献研究のほか、企業や行政との共同研究を実施することで実践的な教育研究を行っています。

写真は、東京都市大学あざみ野キャンパス。


今回のプロジェクトで活躍した学生メンバー


キャンパスには新たにビオトープも設置されていた。


学園祭で排出されるCO2も6%削減する目標を立てている。年々減少しているのがスゴイ!


学園祭分別ごみ箱は、お手の物。

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