2010年2月13日土曜日

デンバーで開催された会議の内容と特徴

会議やイベント・コンベンションをどう環境配慮するべきか?

3日間にわたる濃い内容に多くの人が集まった。
私が初めて参加した2年前のこの組織の会員数は、わずか185名。
昨年は385名と倍増し、今年度は600名を突破した。
会議の冒頭で我々はもう一つ上のレベルに突入しようとしていると話していた。

この勢いの背景にあるのは、様々な産業に対するアプローチと具体的なセッションが多いことにあると思う。また、ボーディングメンバー(幹事ら)に熱い人が多く、環境についての議論も盛んだ。参加国もどんどん増え、今年はアジアから台湾も参加していた。

昨年は、Measurement(定量化=数値統計をとり、温暖化の削減効果を具体的に取り組むこと)というキーワードが多く感じられたが、今年はgreen Restaurant やgreen Dine(食事) 、signage(看板表示)など、具体的かつ実践的なセッションが増えたような印象を受けた。参加者も毎年多いビューロー、会議・イベント運営会社はもちろんのこと、ケータリングやレストランの関係者も増えていた。



会議の締めくくりの総括コメントの一部には、弊社で印刷したAMYさんの翻訳本についても紹介され、我々日本での活動も評価された。


これらの活動は、来月の3月に代表のAMYさんを札幌にお呼びし、具体的な活動を報告してもらう予定だ。

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