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2011年8月20日土曜日

村上春樹 25頁 「走ることについて語るときに僕の語ること」より

長距離ランナーの基準--- それは、走り終えて自分に誇りが持てるかどうかということらしい。

以下25頁より
同じことが仕事についても言える。小説家という職業に---少なくとも僕にとってはということだけれど---勝ち負けはない。発売部数や、文学賞や、批評の良し悪しは達成のひとつの目安になるかもしれないが、本質的な問題とは言えない。書いたものが自分の設定した基準にできているかいないかというこのが何よりも大事になってくるし、それは簡単には言い訳のきかないことだ。他人に対しては何とでも適当に説明できるだろう。しかし自分自身の心をごまかすことはできない。そういう意味では小説を書くことは、フルマラソンを走るのに似ている。基本的なことを言えば、創作者にとって、そのモチベーションは自らの中に静かに確実に存在するものであって、外部にかたちや基準を求めるべきではない。

と書いている。
うーん、すごい文章だ。勝手な想像だが、「経営」も長距離ランナーと同じではないか?
やりがい、利益、社員や経営層の満足度。当然、顧客のために行う経営が基本であるが、外部のために経営することよりも先に、まず自分たちが自分たちのために、やりがいある経営ができるかどうか、それが大事ではないだろうか?

下記の写真は、札幌市西区福井の自転車道入り口。ジョギングコースとしても快適だ。

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